カテドラルの気性や脚質・距離適性は？血統から名前の意味など基本情報まとめ

今回は、2021年の「京成杯オータムハンデキャップ（GⅢ）」を勝利した”カテドラル”くんについてご紹介します！

カテドラルくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います！

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

カテドラルの基本プロフィール

名前	カテドラル
性別	牡馬
生年月日	2016年2月9日
年齢	5歳
毛色	鹿毛
調教師	池添学（栗東）
馬主	キャロットファーム
生産者	ノーザンファーム

カテドラル名前の意味・由来

カテドラルくんの馬名は、「ロマネスク様式、ゴシック様式を兼ね備えるスペイン、アビラの大聖堂」を由来として付けられたようです！

また、カテドラルくんの母が”アビラ”さんであることから連想されたものと思われます！

「城壁と聖人の町」と呼ばれ、城壁で囲んだ街であるスペインのアビラ旧市街は世界遺産にも登録されています！

アビラ大聖堂は「カテドラルデアビラ」と言い、城壁と一体化したスペインで最初のゴシック様式の大聖堂なのだとか！

カテドラルくんの馬名は、とっても神聖なお名前なんですね！

カテドラルの血統

父：ハーツクライ	父：サンデーサイレンス	父：Halo
		母：Wishing Well
	母：アイリッシュダンス	父：トニービン
		母：ビューパーダンス
母：アビラ	父：ロックオブジブラルタル	父：デインヒル
		母：Offshore Boom
	母：Animatrice	父：Alleged
		母：Alexandrie

父：ハーツクライ×母：アビラ

カテドラルくんの父は、2005年の「有馬記念（GⅠ）」や2006年の「ドバイシーマC（GⅠ）」を制覇している“ハーツクライ”さんです。

父にサンデーサイレンスさん、母に重賞を含む9勝を挙げ主に中距離で牡馬に混じって活躍を見せたアイリッシュダンスさんをもつ良血馬！

2005年の”有馬記念”では無敗のまま7勝を挙げていたディープインパクトさんにはじめての黒星をつけたことでも有名な名馬です！

引退後は種牡馬としても活躍し、優秀な仔たちを輩出したきたことはもちろん、紳士的な性格とイケメン顔ですれ違うと多くの牝馬が振り返るなどといったエピソードがあるほどモテモテだったそうです！

そんなハーツクライさんも2021年の6月に種牡馬の引退が決まり、功労馬として余生を送っています。

ハーツクライさんの血はこれからも脈々と受け継がれることと思いますので、余生をゆっくり幸せに過ごしてもらいたいですね♪

そして母は、イギリス生まれの競走馬である”アビラ”さん。

自身は未勝利だったものの、父にアイルランドの競走馬でG1競争7連勝をあげた”ロックオブジブラルタル”さん、母にはフランスの重賞勝ち馬である”Animatrice”さんを持つ良血です！

カテドラルくんはアビラさんの7番仔にあたり、半兄であるジェベルムーサさんに次いでの重賞制覇を母に捧げることができました！

カテドラルの気性・性格は？

カテドラルくんはどういった気性・性格の男の子なのでしょうか？

前進気勢旺盛な男の子！

カテドラルくんは、もともと前向きな気性の男の子で、他馬に並ばれるとムキになってしまうタイプのようです。

4歳ころまでは走るときと走らないときにムラがあるようでしたが、5歳になった頃から精神面が安定してきたように思います。

また、馬群に揉まれても怯まない気持ちの強さと根性がある男の子のようです！

カテドラルこれまでのレース結果

日付	開催	天気	馬場	レース名	コース	着順
2018年7月8日	中京	晴	重	2歳新馬	芝2000左	1着
2018年9月15日	阪神	曇	良	野路菊ステークス(OP)	芝1800右	1着
2018年11月17日	東京	晴	良	東京スポーツ杯２歳ステークス(ＧⅢ)	芝1800左	11着
2019年1月14日	中山	晴	良	京成杯(ＧⅢ)	芝2000右	11着
2019年4月13日	阪神	晴	良	アーリントンカップ(ＧⅢ)	芝1600右	2着
2019年5月5日	東京	晴	良	ＮＨＫマイルカップ(ＧⅠ)	芝1600左	3着
2019年7月21日	中京	曇	稍	トヨタ賞中京記念(ＧⅢ)	芝1600左	8着
2019年10月19日	東京	曇	稍	富士ステークス(ＧⅢ)	芝1600左	5着
2019年11月17日	京都	晴	良	マイルチャンピオンシップ(ＧⅠ)	芝1600右	6着
2020年1月5日	京都	曇	良	スポーツニッポン賞京都金杯(ＧⅢ)	芝1600右	17着
2020年6月21日	阪神	晴	良	米子ステークス(L)	芝1600右	10着
2020年8月30日	新潟	晴	良	朱鷺ステークス(L)	芝1400左	1着
2020年10月31日	京都	晴	良	毎日放送賞スワンステークス(ＧⅡ)	芝1400右	7着
2020年11月28日	東京	晴	良	キャピタルステークス(L)	芝1600左	9着
2021年2月7日	東京	晴	良	東京新聞杯(ＧⅢ)	芝1600左	2着
2021年4月3日	中山	晴	良	ダービー卿チャレンジトロフィー(ＧⅢ)	芝1600右	2着
2021年6月6日	東京	曇	良	安田記念(ＧⅠ)	芝1600左	12着
2021年7月18日	小倉	曇	良	トヨタ賞中京記念(ＧⅢ)	芝1800右	2着
2021年9月12日	中山	曇	良	京成杯オータムハンデキャップ(ＧⅢ)	芝1600右	1着

カテドラルの脚質は？

カテドラルくんは、後方に構えて終いの末脚を生かす追い込む競馬が得意そうです！

スタートは少し苦手なものの、好走時には強烈な末脚を繰り出してくれます♪

気性的なこともあり走るときと走らないときにムラがありそうですが、最近は比較的安定した走りを見せているのではないでしょうか！

坂道を駆け上がるパワフルさ、馬群に揉まれても怯まない根性がカテドラルくんの魅力と言えそうです！

カテドラルの距離適性は？

カテドラルくんはこれまで、芝1400ｍ～2000ｍの距離を経験してきました！

デビューから4戦は1800ｍ・2000ｍで走って勝利もあげていますが、早々にクラシックへの出走はやめてマイル路線に切り替えた経緯があるようです。

気性的に長めの距離ではリラックスして走れないため、短めの距離の方が力を出せるだろうという判断だったのだとか。

実際に、はじめての1600ｍ「アーリントンC（GⅢ）」で2着、「NHKマイルC（GⅠ）」で3着と好走を見せました！

カテドラルくんは1600ｍの距離が適正と言えそうですが、気性が落ち着いた今なら1800ｍも対応できるのではと個人的には思っています。

カテドラルまとめ

今回は、2021年の「京成杯オータムハンデキャップ（GⅢ）」を勝利した”カテドラル”くんについてご紹介しました！

父にハーツクライさん、母にアビラさんを持つ鹿毛の男の子です！

もともと前向きな気性で、並ばれるとムキになってしまうところもあったカテドラルくん。

しかしながら、5歳となって気性も安定し落ち着きが出てきたようです♪

5歳で悲願の重賞初制覇を遂げたカテドラルくんの今後にも期待したいと思います！