ウインマリリンの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2020年の「フローラS(GⅡ)」・「日経賞(GⅡ)」や2021年の「オールカマー(GⅡ)」を勝利した”ウインマリリン”ちゃんについてご紹介します!

ウインマリリンちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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ウインマリリンの基本プロフィール

名前 ウインマリリン
性別 牝馬
生年月日 2017年5月23日
年齢 4歳
毛色 栗毛
調教師 手塚貴久(美浦)
馬主 ウイン
生産者 コスモヴューファーム

ウインマリリン名前の意味・由来

ウインマリリンちゃんの馬名の意味は、「ウイン=冠名」+「マリリン=女性名」です!

至ってシンプルな馬名ですが、女の子であることは分かりやすいですね♪

”ウイン”は、岡田義広さんが代表取締役を務めるクラブ法人”株式会社ウイン”の冠名です。

ウインマリリンの血統

父:スクリーンヒーロー 父:グラスワンダー 父:Silver Hawk
母:Ameriflora
母:ランニングヒロイン 父:サンデーサイレンス
母:ダイナアクトレス
母:コスモチェーロ 父:Fusaichi Pegasus 父:Mr. Prospector
母:Angel Fever
母:Shorwon 父:Buena Shore
母:April Wonder

父:スクリーンヒーロー×母:コスモチェーロ

ウインマリリンちゃんの父は、2006年~2009年まで活躍した”スクリーンヒーロー”さん。

ダートでデビューし活躍するも、途中から芝へ転向。

4歳となった2008年の「アルゼンチン共和国杯(GⅡ)」で才能が開花し、そのままの勢いで強豪が集結した次走の「ジャパンカップ(GⅠ)」を制覇しました。

ジャパンカップのスクリーンヒーローさんの人気は9番人気と人気薄だったにも関わらず、ゴール手前で1馬身突き抜けた快走劇を見せ「遅咲きのヒーロー」と多くの競馬ファンを沸かせたお馬さんです。

そして母は、オーストラリア生まれで日本の競走馬として走った”コスモチェーロ”さんです。

2006年~2007年まで競走馬として走り、未勝利戦で1勝しています!

ウインマリリンちゃんはコスモチェーロさんの7番仔にあたり、産駒として重賞を制覇したのは2頭目になります!

ウインマリリンの気性・性格は?

ウインマリリンちゃんは、どういった気性・性格の女の子なのでしょうか?

性格良く勝負根性もあり!

ウインマリリンちゃんは、もともと性格が良い女の子のようです!

気性はやや前向きな仔ではあるものの、レースで掛かってしまったり折り合いを欠くようなことはあまりなさそうです。

また、「オークス」では狭いところを突き抜けてきたり、「オールカマー」のときには前が塞がってしまってなかなか抜け出せなくてもやる気を無くすことなく、進路を見つけるとすかさず脚を伸ばしてくるような姿を見ると、勝負根性のある女の子とも言えるのではないでしょうか♪

ウインマリリンこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2019年12月21日 中山 2歳新馬 芝2000右 1着
2020年1月26日 中山 若竹賞(1勝クラス) 芝1800右 5着
2020年3月31日 中山 ミモザ賞(1勝クラス) 芝2000右 1着
2020年4月26日 東京 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ) 芝2000左 1着
2020年5月24日 東京 優駿牝馬(GⅠ) 芝2400左 2着
2020年10月18日 京都 秋華賞(GⅠ) 芝2000右 15着
2020年11月15日 阪神 エリザベス女王杯(GⅠ) 芝2200右 4着
2021年1月24日 中山 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ) 芝2200右 6着
2021年3月27日 中山 日経賞(GⅡ) 芝2500右 1着
2021年5月2日 阪神 天皇賞(春)(GⅠ) 芝3200右 5着
2021年9月26日 中山 産経賞オールカマー(GⅡ) 芝2200右 1着

【2019年・2歳新馬戦】6番人気も3馬身差以上つけてのデビュー勝ち!

上手にスタートを決めるとスッと先行につけていったウインマリリンちゃん!道中では、逃げていたお馬さんがフラついてしまい、ウインマリリンちゃんにぶつかりそうになりましたがすかさず交わしていました!その後も落ち着いてレースを進められていたようです。最後の直線を向くと、一気に末脚を伸ばし後続を突き放すと、3馬身差以上をつけての圧勝となりました♪

【2020年・優駿牝馬(GⅠ)】初のGⅠで2着好走♪

落ち着いたスタートをみせたウインマリリンちゃんは、2番手につけてレースを進めました!道中は、逃げるスマイルカナちゃんを無理に追うこともせずに走れている様子でした。最後の直線に入ると狭い最内を突いて脚を伸ばします!ゴール手前でデアリングタクトちゃんに差されてしまいましたが、粘って2着と好走を見せました♪

【2021年・天皇賞・春(GⅠ)】距離延長も5着入線!

中団に構えてレースを進めたウインマリリンちゃん。3200mという長いレースながら、折り合いを欠くことなく道中も競馬ができている様子!最終コーナーを大外から回す形で最後の直線を向くと、しんどそうにしながらも一生懸命脚を使っての5着入線となりました!

【2021年・産経賞オールカマー(GⅡ)】手術療養明けで1馬身差以上つける快勝!

療養で約4ヶ月半ぶりのレースに挑んだウインマリリンちゃんは、好スタートを切って2番手の内につけてレースを進めました。道中は、3番手にポジションを下げるもロスの少ない競馬を見せます。最後の直線では、前が壁になりなかなか抜け出せなかったものの、進路を見つけると一気に脚を伸ばしました!上がりタイムメンバー最速で、1馬身差以上をつける快勝となりました♪

ウインマリリンの脚質は?

ウインマリリンちゃんは、先行して押し切る競馬が得意そうです!

スタートが上手で先行力があるところもウインマリリンちゃんの強みだと思います。

瞬発力はないものの、早めに抜け出してジリジリと長く良い脚を使うことができ、簡単にはバテることもなさそうです♪

ウインマリリンの距離適性は?

ウインマリリンちゃんはこれまで、芝1800m~3200mまでの距離を経験してきました!

現在のところ2000m、2200m、2500mで勝利を収めています。

3200mの距離では5着と頑張りましたが、距離としては適正とは言えないようです。

父、母ともに1800m以上の距離で活躍していることからも、ウインマリリンちゃんの適正は中距離~中長距離と言えるのではないでしょうか♪

ウインマリリンまとめ

今回は、2020年の「フローラS(GⅡ)」・「日経賞(GⅡ)」や2021年の「オールカマー(GⅡ)」を勝利した”ウインマリリン”ちゃんについてご紹介しました♪

父にスクリーンヒーローさん、母にコスモチェーロさんを持つ栗毛の女の子です!

かわいらしいお顔とお名前からは想像もできないほど、勝負根性を持った素敵な女の子だと思います♪

G1のレースではまだ勝つことが出来てはいませんが、ぜひお母さんに産駒初のG1制覇をプレゼントできるようこれからも頑張って欲しいと思います!!

次走…【エリザベス女王杯(GⅠ)に出走予定】阪神・芝2200m(右)

次走、ウインマリリンちゃんはエリザベス女王杯に出走を予定しています!右肘の腫れが少しあるため治療し様子を見ながらのようですが、追い切りも出来ているようです!とにかく無理しすぎず、頑張ってもらいたいと思います!!

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