クールキャットの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年「フローラステークス(GⅡ)」を勝利した”クールキャット”ちゃんについてご紹介します!

クールキャットちゃんの血統や名前の意味・由来についての基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますのでもしよろしければご覧ください!

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クールキャットの基本プロフィール

名前 クールキャット
性別 牝馬
生年月日 2018年2月21日
年齢 3歳
毛色 青鹿毛
調教師 奥村武(美浦)
馬主 シルクレーシング
生産者 レイクヴィラファーム

クールキャット名前の意味・由来

クールキャットちゃんの馬名の意味は、「素敵な人」です!

クールキャットちゃんの母である、メジロトンキニーズさんから連想して付けられたお名前なのだとか!

メジロトンキニーズさんの馬名は”ネコの品種名”が由来のお名前のため、「クール”キャット”」というお名前にしたものと思われます。

直訳すると「かっこいいネコ」となりますが、慣用的表現として「cool cat」=「素敵な人、かっこいい人、おしゃれな人」といった意味で使われるそうです。

クールキャットの血統

父:スクリーンヒーロー 父:グラスワンダー 父:Silver Hawk
母:Ameriflora
母:ランニングヒロイン 父:サンデーサイレンス
母:ダイナアクトレス
母:メジロトンキニーズ 父:ダンスインザダーク 父:サンデーサイレンス
母:ダンシングキイ
母:メジロクロヒメ 父:モガミ
母:メジロツシマ

父:スクリーンヒーロー×母:メジロトンキニーズ

クールキャットちゃんの父は、2006年~2009年まで活躍した”スクリーンヒーロー”さん。

ダートでデビューし活躍するも、途中から芝へ転向。

4歳となった2008年の「アルゼンチン共和国杯(GⅡ)」で才能が開花し、そのままの勢いで強豪が集結した次走の「ジャパンカップ(GⅠ)」を制覇しました。

ジャパンカップのスクリーンヒーローさんの人気は9番人気と人気薄だったにも関わらず、ゴール手前で1馬身突き抜けた快走劇を見せ「遅咲きのヒーロー」と多くの競馬ファンを沸かせたお馬さんです。

そして母は、父に1996年の菊花賞を制覇したダークインザダークさんを持つ”メジロトンキニーズ”さんです!

2004年~2009年まで芝の中距離から長距離、引退までの3戦は障害でも活躍を見せました!

重賞を勝ちきることは出来なかったものの、ダイヤモンドS(GⅢ)では2着と好走したお馬さんです。

クールキャットの気性・性格は?

クールキャットちゃんの気性・性格はどういった女の子なのでしょうか?

人懐っこく無駄なことはしない性格

クールキャットちゃんは500キロを超える大きな馬体の持ち主ですが、性格は人懐っこくおっとりした女の子のようです♪

また、無駄なことはあまりしないというので賢い仔なのではないでしょうか!

レースでもリラックスして走ることができ、気性に荒いところはなく騎手の方も乗りやすいお馬さんのようです♪

クールキャットこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 距離 着順
2020年6月20日 東京 2歳新馬戦 芝1400左 1着
2020年10月31日 東京 アルテミスS(GⅢ) 芝1600左 5着
2021年1月11日 中山 フェアリーS(GⅢ) 芝1600右 10着
2021年3月20日 中山 フラワーC(GⅢ) 芝1800右 5着
2021年4月25日 東京 サンスポ賞フローラS(GⅡ) 芝2000左 1着
2021年5月23日 東京 優駿牝馬(オークス)(GⅠ) 芝2400左 14着

【2020年・2歳新馬戦】2馬身差の完勝!

デビュー戦でのクールキャットちゃんは、スタートを切ると先団の後方でレースを進めました!
最終コーナーを回り直線に向くと、空いた内を突いて一気に抜け出しデビュー戦で2馬身差をつけての完勝を収めました!

【2021年・フラワーC(GⅢ)】末脚1番も結果は5着

少しスタートで嫌がるような素振りを見せ、後方からレースを進めたクールキャットちゃん!
道中は折り合いを欠くことなく、後方で脚を溜めているようでした。
最後の直線に入ると、前方に抜け出せるスペースがなく大外から追い上げにかかりました!
上がりタイムは1番速かったものの、大外からの追い上げでロスも多く結果は5着となりました。

【2021年・フローラS(GⅡ)】初重賞制覇!1馬身差の快勝♪

フローラSでのクールキャットちゃんは、落ち着いてスタートを決めて4番手外目につけてレースを進めました!
最終コーナーを回り直線に入ると、大きく体を使って徐々に加速。
ゴール手前で1馬身突き抜けて快勝!初の重賞制覇となりました♪

【2021年・優駿牝馬(オークス)(GⅠ)】逃げるも脚が持たず14着

初のGⅠの舞台でのクールキャットちゃんは、好スタートを決めて逃げる競馬を見せました!
道中、落ち着いた様子で先頭を突き進むクールキャットちゃん!
しかしながら、ゴール手前で脚色が衰え結果は14着となりました。

クールキャットの脚質は?

クールキャットちゃんは、逃げから後方からの追い込みまで自在性のある走りを見せています。

1着となったレースでは、前目でレースを進め最後は粘り強く脚を伸ばし勝利を収めました。

長く良い脚を使うことができる点が、クールキャットちゃんの魅力と言えそうです!

また、騎手の指示に従順であることや、落ち着きある気性から無駄にスタミナを消費することなく走り切ることが出来るという点もクールキャットちゃんの良いところではないでしょうか♪

クールキャットの距離適性は?

クールキャットちゃんはこれまで、芝1400m~芝2400mまでの距離を経験してきました。

血統的に見てみると、長めの距離が向いているのではといった見方が多いようです!

14着となったオークスでは、逃げに徹したことでスタミナが持たなかったという可能性もあるので、違う形でレースを進めていたら上位に食い込めていたかもしれません。

また、馬体としても首が細く長いステイヤー向きの見た目で、気性的にも力んで走ることはあまりなさそうなので中距離以上に向いている可能性も高そうです!

クールキャットまとめ

今回は、 2021年「フローラステークス(GⅡ)」を勝利した”クールキャット”ちゃんについてご紹介しました!

父はスクリーンヒーローさん、母にメジロトンキニーズさんを持つ青鹿毛の女の子です!

500キロを超える大きめな体ですが、性格は人懐っこくおっとりしているというクールキャットちゃん♪

ぜひこれから、多くのレースで活躍していってほしいと思います!!

次走…【ローズステークス(GⅡ)に出走予定】中京・芝2000m(左)

次走はローズSに出走を予定しているクールキャットちゃん!
秋の初戦となりますので、春より成長した姿を見せてくれると今から期待しています♪

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