タイトルホルダーの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年の「菊花賞(GⅠ)」を制覇した”タイトルホルダー”くんについてご紹介します!

タイトルホルダーくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていきますのでもしよろしければご覧ください!

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タイトルホルダーの基本プロフィール

名前 タイトルホルダー
性別 牡馬
生年月日 2018年2月10日
年齢 4歳
毛色 鹿毛
調教師 栗田徹(美浦)
馬主 山田弘
生産者 岡田スタッド

タイトルホルダー名前の意味・由来

タイトルホルダーくんの馬名は、「選手権保持者」という意味を持ちます!

このお名前を付けた理由としては、父のドゥラメンテさん、母父のモティヴェーター(Motivator)さんと二代母父がダービー馬であることから名付けられました♪

タイトルホルダーくん自身はダービー制覇を叶えることはできませんでしたが、菊花賞で2着馬に5馬身差をつける圧勝劇を見せ、エリート家系の意地を見せてくれました!!

タイトルホルダーの血統

父:ドゥラメンテ 父:キングカメハメハ 父:Kingmambo
母:マンファス
母:アドマイヤグルーヴ 父:サンデーサイレンス
母:エアグルーヴ
母:メーヴェ 父:Motivator 父:モンジュー
母:Out West
母:Top Table 父:Shirley Heights
母:Lora’s Guest

父:ドゥラメンテ×母:メーヴェ

タイトルホルダーくんの父は、2014年~2016年まで競走馬として活躍し、「皐月賞(GⅠ)」と「ダービー」を制覇した”ドゥラメンテ”さんです!

父にキングカメハメハさん、母にアドマイヤグルーヴさんを持ち日本最高傑作と言われる血統で、生まれる前から皆の期待を背負いその想いに見事に応えた名馬です。

ドゥラメンテさんといえば、「荒々しく、はっきりと(音楽用語)」といった意味のお名前の通り、気性に荒さはあったものの強烈な末脚が武器でした。

2015年のダービーでは、父キングカメハメハさんやディープインパクトさんのタイムを0.1秒更新し、レースレコードを叩き出しています。

また、皐月賞や中山記念の際にはパドックを周回しながら、時々リズムよく前脚を大きく振り上げてから下ろす、癖のある歩き方も話題になり”この歩き方をしているときは特に調子がいい!”とも言われていました!

(アンダルシアンホースが見せる、”スペイン常歩”という歩き方に似ているのだとか。)

残念なことに2021年に9歳という若さで天国に旅立ったドゥラメンテさん。。

悲しく辛いことではありますが、最高傑作と言われた血を受け継いだ子たちのこれからの活躍を見守って行きたいですね。

そして、母はイギリス生まれの競走馬である”メーヴェ”さんです!

2010年~2012年まで競走馬として活躍し、自身は重賞勝利馬とはなれませんでしたが、2番仔であるタイトルホルダーくんがメーヴェさんに初めての重賞&G1制覇を捧げました!!

また、1番仔には350キロほどの小さな小さな馬体ながらステイヤーとして人気を誇るアイドルホース、メロディーレーンちゃんがいます。

タイトルホルダーの気性・性格は?

タイトルホルダーくんは、どんな気性・性格の男の子なのでしょうか?

馬に対しては厳しくも真面目な男の子!

タイトルホルダーくんは人に対しては大人しいものの、馬に対しては少し厳しいところがあり親分肌の男の子のようです!

また、自身がエリートであることを分かっているかのように、”自分は絶対的王者”というような振る舞いをするのだとか!

人には従順でトレーニングはしっかりこなす真面目なタイプありながら、他の馬には絶対負けたくないといった負けん気の強い子とも言えそうです。

レースでも負けず嫌いな一面が垣間見られ、ハナを走りたがる前向きな気性でもあります。

真面目な男の子で負けん気の強さゆえ、自分のリズムで走れないと多少心が折れてしまうところもありそうです!

自身のリズムで運べた菊花賞での圧勝は、タイトルホルダーくんにとっても本当に気持ち良いものだったのではないでしょうか♪

タイトルホルダーこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2020年10月4日 中山 2歳新馬 芝1800右 1着
2020年11月23日 東京 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ) 芝1800左 2着
2020年12月26日 中山 ホープフルステークス(GⅠ) 芝2000右 4着
2021年3月7日 中山 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) 芝2000右 1着
2021年4月18日 中山 皐月賞(GⅠ) 芝2000右 2着
2021年5月30日 東京 東京優駿(GⅠ) 芝2400左 6着
2021年9月20日 中山 朝日杯セントライト記念(GⅡ) 芝2200右 13着
2021年10月24日 阪神 菊花賞(GⅠ) 芝3000右 1着
2021年12月26日 中山 有馬記念(GⅠ) 芝2500右 5着
2022年3月26日 中山 日経賞(GⅡ) 芝2500右 1着

【2020年・2歳新馬戦】1馬身差以上つけて快勝!

デビュー戦でのタイトルホルダーくんは、バッチリスタートを決めてハナに立ちレースを進めました!
最終コーナーを周り直線を向くと、追い上げてくるお馬さんたちを尻目にスピードを上げていくタイトルホルダーくん!
ゴール手前で引き離すと、1馬身以上差をつけて逃げ切り勝ちとなりました♪

【2021年・弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)】スタートダッシュも決まり勝利!

スタートダッシュでハナを勝ち取りレースを進めたタイトルホルダーくん!
道中は後続のお馬さんに2馬身ほど差をつけてスローペースで逃げました。
最後の直線では、しっかり脚を伸ばして後続のお馬さんを寄せ付けず逃げ切りが勝ち!
初の重賞制覇を手にしました♪

【2021年・皐月賞(GⅠ)】8番人気ながら2着好走!

父も制覇した皐月賞に参戦したタイトルホルダーくん!
いつも通り好スタートを決めると、2番手に控えてレースを進めます。
3・4コーナーでハナに立つと、直線で脚を伸ばします!
勝ち馬のエフフォーリアくんに突き放されてしまいましたが、タイトルホルダーくんは粘り強く走りきって2着で入線!8番人気ながら好走しました♪

【2021年・東京優駿(ダービー)(GⅠ)】ダービー制覇ならず6着

ダービーでのタイトルホルダーくんは、逃げ宣言をしていたバスラットレオンくんが宣言通り逃げ、その後ろの2番手でレースを進めました。
少し力んでいる様子を見せたタイトルホルダーくんは、最後の直線でじわじわと脚は伸ばしたものの結果は6着とダービー制覇とはなりませんでした。

【2021年・菊花賞(GⅠ)】他馬を寄せ付けず、5馬身差の圧勝劇!

ゲートが開くと強気にハナを奪いに行ったタイトルホルダーくん!前半はリードを4馬身ほど取ってリズムよくレースを進めます!後半は後続が迫ってきますが「先頭は譲らないよ!」と言っているかのような走りぶり!最後の直線、まだ余裕すら感じられる面持ちで後続をぐんぐん突き放してゴールイン!一度も先頭を譲らず、自分のリズムも崩さず、5馬身差をつけての完勝となりました!

タイトルホルダーの脚質は?

タイトルホルダーくんは、前向きな気性もあり逃げ・先行でレースを進めるのが得意です!

気合の入ったスタートダッシュが魅力です♪

真面目で力んで走る気性から少し距離が長いのではと思われた菊花賞を圧勝して見せ、持久力があることと心肺機能の高さを示してくれましたね!

タイトルホルダーの距離適性は?

タイトルホルダーくんはこれまで、芝1800m~3000mまでの距離を経験しました。

3000m戦の菊花賞では、逃げ切って5馬身差の圧勝!

父・ドゥラメンテさん、母・メーヴェさんともに2000m前後で活躍してましたが、半姉のメロディーレーンちゃんと同じく、タイトルホルダーくんも中長距離~長距離が適正と言えそうです。

また、どの距離でも自分のリズムで気持ちよく走れることがタイトルホルダーくんにとって最も大切と思われます。

タイトルホルダーまとめ

今回は、 2021年の「菊花賞(GⅠ)」を圧勝で制覇した”タイトルホルダー”くん についてご紹介しました!

父にドゥラメンテさん、母にメーヴェさんを持つ鹿毛の男の子です!

真面目な性格で人に対しては従順でありながら、馬の中に入れば厳しい一面を見せるというタイトルホルダーくん!

4歳となり今まで以上の充実ぶりをみせて行ってくれると思いますので、今年の活躍にも大いに期待したいですね♪

【次走…天皇賞・春(GⅠ)に出走予定】阪神・芝3200m(右・外→内)

次走は天皇賞春に出走を予定しています!昨年の菊花賞馬であるタイトルホルダーくん!ディープボンドくんと人気を分かち合う形となりそうですが、どちらも大外枠と波乱!ぜひ菊花賞馬の意地を見せてほしいなと思います♪

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