ラウダシオン名前の意味や由来は?血統や距離適性・脚質から気性についてまとめ

競馬

今回は、2020年の「NHKマイルC(GⅠ)」や2021年の「京王杯スプリングC(GⅡ)」の覇者であるラウダシオンくんについてご紹介します!

ラウダシオンの名前の意味や血統について、距離適性や脚質から気性についてまで調べていこうと思います。

最後にはレースの振り返りもしていますので、もしよろしければご覧ください!

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ラウダシオンの名前の意味・由来は?

ラウダシオンくんの名前の由来は、キリスト教聖歌の曲種の一つである”グレゴリオ聖歌の続唱の一つ”からとったもので、母のアンティフォナさんから連想”してつけられたそうです!

「ラウダ・シオン(Lauda Sion)」は”キリスト聖体の祝日で歌われる続唱”で、母の名である「アンティフォナ」は”キリスト教聖歌の隊形の一つ”のことを指し、合唱を二つに分けて交互に歌う”交唱”を意味する言葉のようです。

“ラウダシオン”というお名前は、響きが綺麗で素敵なお名前だと思います!

ラウダシオンの基本プロフィール

名前 ラウダシオン
性別 牡馬
生年月日 2017年2月2日
年齢 4歳
毛色 鹿毛
調教師 斉藤崇史(栗東)
馬主 シルクレーシング
生産者 社台コーポレーション白老ファーム

ラウダシオンの血統は?

 

父:リアルインパクト 父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア
母:トキオリアリティー 父:Meadowlake
母:What a Reality
母:バラダセール 父:Songandaprayer 父:Unbridled‘s Song
母:Alizea
母:スナッチド 父:Cat Thief
母:Christmas Star

父:リアルインパクト×母:アンティフォナ

ラウダシオンくんの父は、2010年~2015年まで競走馬として活躍した“リアルインパクト”さん。

リアルインパクトさんは2011年の3歳のときに「安田記念(GⅠ)」を制したお馬さんで、リアルインパクトさん以来10年間このレースを制した3歳馬はいません。

また、2015年にはオーストラリアで行われた「ジョージライダーS(GⅠ)」でも勝ち星をあげています。

母の“アンティフォナ”さんは、大きなレースでは勝てていないものの2011年~2012年まで競走馬として走ったあと、現在はお母さんとして頑張っています。

また、今年リアルインパクトさんとアンティフォナさんの間に男の子が生まれたようです!

ラウダシオンくんにとっては全弟の誕生ですね♪

ぜひ、すくすくと元気に育って競走馬として頑張ってもらいたいですね!

ラウダシオンの気性・性格は?

聖歌から付けられた綺麗な響きのお名前のラウダシオンくんですが、気性や性格はどういった男の子なのでしょうか?

父親譲りの前向きな気性

ラウダシオンくんは、父のリアルインパクトさん譲りの前向きな気性を持っているようです!

“素直で優しく、好奇心旺盛”な男の子のようで、子馬時代は他の仲間の子馬によくちょっかいを出して遊んでいたのだとか♪

ラウダシオンくんは、いたずら好きでやんちゃだったみたいですね!

また、乳離れもスムーズにできたことから“独立心のあるさっぱりした性格”といった面も持ち合わせているようです。

ラウダシオンのこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 距離 着順
2019年6月22日 阪神 2歳新馬 芝1200 1着
2019年9月1日 小倉 小倉2歳S(GⅢ) 芝1200 3着
2019年10月12日 京都 不良 もみじS(OP) 芝1400 1着
2019年12月15日 阪神 朝日杯FS(GⅠ) 芝1600 8着
2020年2月1日 東京 クロッカスS(L) 芝1400 1着
2020年3月14日 中京 中スポ賞ファルコンS(GⅢ) 芝1400 2着
2020年5月10日 東京 NHKマイルC(GⅠ) 芝1600 1着
2020年10月24日 東京 富士S(GⅢ) 芝1600 2着
2020年11月22日 阪神 マイルチャンピオンシップ(GⅠ) 芝1600 15着
2021年1月31日 中京 シルクロードS(GⅢ) 芝1200 3着
2021年3月28日 中京 高松宮記念(GⅠ) 芝1200 14着
2021年5月15日 東京 京王杯スプリングC(GⅢ) 芝1400 1着

【2歳新馬戦】スピードを能力を見せつけ1着!

デビュー戦でのラウダシオンくんは、他の2歳馬たちよりもスピード能力の高さを魅せつけた1戦となりました!
最後は、2着のお馬さんに1馬身半つけての快勝となりました!

【朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)】はじめてのGⅠレースでは8着

はじめてとなったGⅠの舞台は朝日杯。
これまでのレースよりも距離の長い、芝1600mのマイル戦です。
強豪揃いのレースであったこともあり、最後まで粘り強く走りましたが結果は8着となりました。

【NHKマイルカップ(GⅠ)】9番人気となるも堂々の1着!

2度目のGⅠレースでは人気を落として9番人気となったものの、いい意味で期待を裏切ったラウダシオンくん♪

1番人気であったレシステンシアちゃんの後ろについて2番手を追走。
最後の直線で先頭に躍り出て、そのまま押し切りレシステンシアちゃんに1馬身半差をつけての圧勝となりました!

【京王杯スプリングカップ(GⅡ)】得意の東京競馬場で1着!

ラウダシオンくんが得意とする東京競馬場で左回りの1400m戦。
2番手を先行して走っていき、最後の直線では押し切って1着!
みんなの期待に応えました♪

ラウダシオンの脚質

ラウダシオンくんは、逃げ馬の後ろあたりについて先行する競馬が得意な先行馬です。

中団位置から差す競馬も出来ないわけではないようですが、結果を出している殆どのレースで先行して押し切る勝ち方をしています。

父のリアルインパクトさんに似て、“スピード持続力がある競走馬”であると言えるのではないでしょうか。

また、ラウダシオンくんは歩幅が小さく回転が速い“ピッチ走法”という走り方をするため、比較的道悪の馬場でも能力を発揮でき、2019年の「もみじS(OP)」では不良の馬場で1着という成績も残しています。

ラウダシオンの距離適性は?

ラウダシオンくんはやはり、短距離から芝1600mまでのマイル戦で左回りのコースのほうが得意と言えそうです。

父のリアルインパクトさんも短距離からマイル戦を得意としていたようですが、そのまま父の特徴を受け継いだのではないでしょうか。

瞬発力よりはスピードがあり、そのスピードを持続して走ることができるのがラウダシオンくんの魅力ですね!

ラウダシオンまとめ

今回は、ラウダシオンくんについてご紹介しました!

やんちゃで優しい性格の男の子で、レースには前向きな気性のラウダシオンくん♪

スピードとその持続力を持ち合わせており、先行して押し切る実力も持ち合わせています!

これからのレースでも活躍していってほしいですね!!

次走…【安田記念(GⅠ)に出走予定】東京:芝1600m

次走は、父のリアルインパクトさんが3歳で制した安田記念に出走します!
ラウダシオンくんは4歳となりましたが、ぜひ父子でこのレースを制してほしいと思います♪

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