シュネルマイスターの名前の意味や由来は?血統の兄弟や距離適性から気性についてまとめ

競馬

今回はドイツ生まれの男の子、シュネルマイスターくんについてご紹介します!

今年5月に行われた3歳のマイル王を決めるレース、「第26回NHKマイルカップ(GⅠ)」を見事制覇し注目を集めたシュネルマイスターくん♪

そんなシュネルマイスターくんの名前の意味や血統、距離の適性、気性や兄弟についても調べていきたいと思います!

最後にはこれまでのレースの振り返りもしていますので、もしよければご覧ください!

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シュネルマイスター名前の意味

シュネルマイスターくんの名前はドイツ語で「スピードの達人・名人」という意味があるそうです!

中団位置からの差す競馬が得意なシュネルマイスターくん。

“新馬戦”と”ひいらぎ賞(1勝クラス)”のレースでは3ハロンの上がりタイム最速でした!

その後のレースでも3番手内には入る末脚の持ち主ですので、お名前のとおり「スピードの達人」といってもいいのではないでしょうか♪

シュネルマイスターの基本プロフィール

名前 シュネルマイスター
性別 牡馬
生年月日 2018年3月23日
年齢 3歳
毛色 鹿毛
調教師 手塚貴久(美浦)
馬主 サンデーレーシング
生産者 Northern Farm(ドイツ)

 

シュネルマイスターの血統は?

父:Kingman(キングマン) 父:Invincible Spirit 父:Green Desert
母:Rafha
母:Zenda 父:Zamindar
母:Hope
母:セリエンホルデ 父:Soldier Hollow 父:In the Wings
母:Island Race
母:Saldenehre 父:Highest Honor
母:Salde

父:キングマン×母:セリエンホルデ

シュネルマイスターくんの父は、イギリスの競走馬“キングマン”さんです!

キングマンさんは、2歳のときデビュー戦で6馬身差という圧勝で勝利をあげた後、初の重賞レース”ソラリオステークス(GⅢ)”でも勝利。

3歳になってからは、GⅠレース4冠を達成しためちゃ強いお馬さんです!

2014年には「カルティエ賞年度代表馬」・「カルティエ賞最優秀3歳牡馬」を受賞しています。

喉の感染症にかかり競走馬としては1年ちょっとという短い期間での引退となりましたが、レース成績は8戦7勝(1度だけ2着)という素晴らしい結果を残しています。

それも、新馬戦以外はすべて重賞レースだけというから驚きです!!

そして、母の“セリエンホルデ”さんは2015年~2016年までドイツで活躍した競走馬。

2016年には、GⅠレースであるドイツオークスを制覇したお馬さんです!

シュネルマイスターくんは、父母ともに海外のGⅠ馬である良血馬なんですね♪

シュネルマイスターの兄弟

シュネルマイスターくんには、父母ともに同じ兄弟は現在のところ居ないようです。

しかしながら、海外で活躍している父・キングマン産駒のお兄ちゃんや、日本で活躍しているお姉ちゃんもいます!

アメリカの競走馬である4歳の半兄であるDomestic Spendingくんは、芝1800mの「ターフクラシックステークス(GⅠ)」を制しています。

他にもイギリスの競走馬であるこちらも4歳の半兄Palace Pierくんは、芝1600mの「ロッキンジステークス(GⅠ)」を制しました。

また、日本の競走馬である3歳で半姉の“エリザベスタワー”ちゃんは、2021年チューリップ賞(GⅡ)を制しています!

海外で活躍するお兄ちゃんたちと、同じ日本の地で活躍中のお姉ちゃんもいるなんてすごいですね!

同じ父の血が流れるシュネルマイスターくんの今後の活躍に期待が膨らみます!!

エリザベスタワーちゃんは、2021年5月に骨折で全治6ヶ月以上ということで現在は療養中です。
とにかく今はゆっくりケガを治して、また元気な姿で戻ってきてほしいと思います。

シュネルマイスターの気性・性格は?

父母ともにGⅠ馬ならず、半兄もGⅠ馬、半姉は重賞馬という家系のシュネルマイスターくんですが、気性や性格はどういったお馬さんなのでしょうか?

穏やかな気性で物怖じしない性格

気性は穏やかだというシュネルマイスターくん!

しかしながらまだ幼い面があるようで、ゲートでチャカついてしまうことがあったりとまだまだ身心ともに成長段階のようです!

大人しく賢いタイプではあるものの、物怖じしない性格であるため稽古では活発さを見せているようです!

まだ成長段階ということで、これからどんな競走馬になっていくのか楽しみですね♪

シュネルマイスターのこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 距離 着順
2020年9月5日 札幌 2歳新馬 芝1500 1着
2020年12月19日 中山 ひいらぎ賞(1勝クラス) 芝1600 1着
2021年3月7日 中山 弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) 芝2000 2着
2021年5月9日 東京 NHKマイルC(GⅠ) 芝1600 1着

【2歳新馬戦】4分の3馬身差で快勝のデビュー戦!

デビュー戦でのシュネルマイスターくんは、やや立ち遅れたようなスタートを見せるも、最後の直線では持ち前の末脚でしっかりと伸び、3ハロンの上がりタイム34.7秒と最速での快勝となりました!

【ひいらぎ賞(1勝クラス)】3馬身差で圧勝!末脚炸裂!

3ヶ月ぶりのレースとなった芝1600mの”ひいらぎ賞”。
中団につけ、余裕をもった追走を見せるシュネルマイスターくん!

最終コースを回り直線に入ると、一度の鞭入れでしっかりと反応し加速しました。
結果、3馬身差をつけての圧勝!

【弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)】はじめての重賞では2着

はじめての重賞レースは、芝2000m戦。
ここでのシュネルマイスターくんは、逃げるタイトルホルダーくんの後ろにつけて2番手をずっと走っていきます。

最後は皐月賞(GⅠ)2着馬であるタイトルホルダーくんが逃げ切っての勝利となりましたが、シュネルマイスターくんも最後まで2番手を譲ることなく走りきり2着!
3歳馬世代上位の能力であることを見せつけたレースとなりました。

【NHKマイルカップ(GⅠ)】ハナ差で制しGⅠ初勝利!

はじめてのGⅠレースとなった、シュネルマイスターくん。
良いスタートを切って、中団あたりでソングラインちゃんの後ろにつけ追走していきました。

少々余裕のなさも感じるレースではありましたが、最後には勝負根性を見せつけて前を行くソングラインちゃんを差し切ってゴール!
NHKマイルカップを制覇しました!

シュネルマイスターの距離適性は?


シュネルマイスターくんは、現在までで4回のレースで戦ってきています!

1着となったのは芝1500mと1600mのマイル戦、芝の2000mでは2着となりました。

父のキングマンさんは、芝1400m~1600mで活躍したお馬さんであり、母は芝2200mのオークスを制覇しています。

また、重賞を制している半兄姉たちも現在のところ芝1600m~1800mのレースで活躍しているようです。

血統的に長距離には向いていないようですが、マイルと中距離では能力を発揮できそうです!

まだ、身体も成長途中のようですのでシュネルマイスターくんのこれからにも期待です!!

シュネルマイスターまとめ

今回は、わずか4戦目で3歳のマイル王を決めるGⅠレース・NHKマイルCを制したドイツ生まれのシュネルマイスターくんをご紹介しました!

「スピードの達人・名人」という意味のお名前がピッタリの男の子ですね♪

父母はもちろん、半兄までも海外のGⅠ馬であるエリート家系!

まだまだ発展途上である彼のこれからの活躍に期待したいと思います!!

次走…【安田記念(GⅠ)に出走予定】東京:芝1600m

シュネルマイスターくんの次走は、6月6日東京競馬場で行われる”安田記念”です。
安田記念での3歳馬の出走は、2011年のリアルインパクトさん以来10年ぶり!
今回出走する中で一番年下となりますが、年上のお馬さんたちにも負けずに頑張ってもらいたいと思います!!

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