ロザムールの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年の「中山牝馬ステークス(GⅢ)」や「七夕賞(GⅢ)」で惜しくも2着だった”ロザムール”ちゃんについてご紹介します!

ロザムールちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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ロザムールの基本プロフィール

名前 ロザムール
性別 牝馬
生年月日 2016年3月31日
年齢 5歳
毛色 栗毛
調教師 上原博之(美浦)
馬主 栗山良子
生産者 静内坂本牧場

ロザムール名前の意味・由来

ロザムールちゃんの馬名の意味は、フランス語で「愛のバラ」です!

父が”ローズキングダム”さん(意味:バラの王国)であることから、父から連想して付けられたお名前だと思われます!

美しく、凛とした雰囲気のロザムールちゃんには薔薇がとってもよく似合いそうです!

ロザムールの血統

父:ローズキングダム 父:キングカメハメハ 父:Kingmambo
母:マンファス
母:ローズバド 父:サンデーサイレンス
母:ロゼカラー
母:グレートテン 父:Caerleon 父:Nijinsky
母:Foreseer
母:アイヴォリーイメージ 父:Sir Ivor
母:Chalfont Place

父:ローズキングダム×母:グレートテン

父は、2009年の「朝日杯フューチュリティステークス」や2010年の「ジャパンカップ」を制した”ローズキングダム”さんです!

父にキングカメハメハさん、母にローズバドさんをもつ良血馬で2009年~2013年まで重賞、G1戦線で活躍しました。

2010年の「有馬記念(GⅠ)」を疝痛のため取り消してからは、思うような結果が出せないまま2013年の「新潟大賞典(GⅢ)」で引退となりました。

その後は種牡馬として自身の血を受け継ぎ、2018年に種牡馬を引退、その後は功労馬としてゆっくり余生を送っているようです♪

そして母は、1999年~2002年まで地方競馬で活躍した”グレートテン”さんです!

父にアイルランドの競走馬で、イギリスやフランスでも大活躍した”カーリアン(Caerleon)さんを持つ良血馬です!

ロザムールちゃんはグレートテンさんの7番仔にあたります。

ロザムールの気性・性格は?

ロザムールちゃんはどういった気性・性格の女の子なのでしょうか?

仕上げが進むと気性が激しめ

ロザムールちゃんは、普段は比較的穏やかな女の子のようですが、レース前になるとピリッとして仕上げが進むにつれて気性も激しくなるそうです。

レースが近づいていることを察して、自身でしっかりと気合い入れをしてるんですかね♪

レースでは逃げる競馬を見せていることからも、リーダー的な姉御肌な性格の女の子とも言えるかもしれません!

ロザムールこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2018年11月4日 福島 2歳新馬 ダ1700右 4着
2018年11月25日 東京 2歳未勝利 ダ1600左 9着
2018年12月9日 中山 2歳未勝利 芝2000右 17着
2019年2月2日 中京 3歳未勝利 ダ1800左 9着
2019年3月23日 中山 3歳未勝利 芝1600右 4着
2019年4月21日 東京 3歳未勝利 芝1600左 5着
2019年5月18日 東京 3歳未勝利 芝1600左 1着
2019年7月21日 函館 3歳以上1勝クラス(500万下) 芝1800右 11着
2019年8月17日 札幌 石狩特別(1勝クラス) 芝1500右 1着
2019年10月6日 東京 3歳以上2勝クラス(1000万下) 芝1600左 3着
2019年11月3日 東京 3歳以上2勝クラス(1000万下) 芝1600左 3着
2020年2月16日 東京 4歳以上2勝クラス(1000万下) 芝1600左 3着
2020年3月8日 中山 4歳以上2勝クラス(1000万下) 芝1600右 3着
2020年4月5日 中山 浅草特別(2勝クラス) 芝1600右 1着
2020年6月28日 東京 江の島ステークス(3勝クラス) 芝1800左 2着
2020年10月31日 東京 キタサンブラックメモリアル(3勝クラス) 芝1600左 12着
2020年12月13日 中山 常総ステークス(3勝クラス) 芝1800右 1着
2021年1月5日 中山 日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ) 芝2000右 4着
2021年3月13日 中山 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ) 芝1800右 2着
2021年4月24日 新潟 福島牝馬ステークス(GⅢ) 芝1800左 13着
2021年7月11日 福島 七夕賞(GⅢ) 芝2000右 2着
2021年9月26日 中山 産経賞オールカマー(GⅡ) 芝2200右 10着

【2018年・2歳新馬戦】ダートでデビュー!結果は4着

スタートが上手というわけではなかったものの、先団につけてレースを進めたロザムールちゃん!道中もインコースでロスの少ない競馬を見せます。最後の直線では、気合乗りもあまり良くなかったのか脚を伸ばせず4着となりました。

【2019年・3歳未勝利】7戦目で初勝利!

デビューから7戦目、芝のコースでは4戦目となったロザムールちゃん。上手にスタートを決めて、ハナに立ってレースを進めました!道中は後続に1馬身半ほどつけて逃げました!最後の直線に入ってからも脚色衰えず、逃げ切ってゴール!7戦目にして初勝利を収めました♪

【2020年・常総S(3勝クラス)】アタマ差で逃げ切り勝ち!

ポンッと飛び出してスタートすると先頭を奪って逃げたロザムールちゃん!道中は2馬身ほど後続を引き離してレースを進めました!最終コーナーを回ってからも1馬身離して逃げ、直線では脚色も鈍ることなく粘り込んで逃げ切りました♪

【2021年・七夕賞(GⅢ)】紅一点!惜しくも2着!

紅一点のレースとなった七夕賞では、まずまずのスタートを切ると勢いをつけて先頭に立ちました!道中は1馬身半ほどのリードしてレースを進めます!3コーナーを回るあたりで2番手に構えていたトーラスジェミニくんがロザムールちゃんに並びかけていきました。最後の直線では、トーラスジェミニくんと競り合いとなり食い下がるロザムールちゃん!結果は惜しくもクビ差で2着。しかし、牡馬相手に最後の最後まで諦めず走りきってくれました!

ロザムールの脚質

ロザムールちゃんは、逃げもしくは先行しての競馬が得意そうです!

切れのある脚は使えませんが、終始ペースを落とさずに走りきれるスピード持続力に長けた脚質と言えると思います。

また、不良馬場や重馬場といった道悪も苦にせず走ることが出来るパワーも持ち合わせていそうです!

母のグレートテンさんがダートの不良馬場や重馬場でも勝利したことがあるようですので、道悪が得意なのは母親譲りかもしれませんね♪

ロザムールの距離適性

ロザムールちゃんはこれまで、ダートの1600m~1800m、芝の1500m~2200mまでの距離を経験してきました。

1500m、1600m、1800mの距離で勝利しており、2000mでも好走をみせてくれています。

父は1600m~3000mの距離で活躍を見せましたが、特に中距離~中長距離が得意だったと思われます。

母はダートの1000m~2100mまで経験していて、特にマイル~中距離のあたりまでで活躍を見せました。

ロザムールちゃんは、1800mまでであればペースにもよりますが脚色が衰えずに走りきれている印象で、適正としては1800m前後の距離かなと思っています。

ロザムールまとめ

今回は、2021年の「中山牝馬ステークス(GⅢ)」や「七夕賞(GⅢ)」で惜しくも2着だった”ロザムール”ちゃんについてご紹介しました!

父にローズキングダムさん、母にグレートテンさんを持つ栗毛の女の子です!

レースが近くなり仕上げが進むとピリピリして気性も激しくなるようですが、普段は穏やかな一面も♪

牡馬しかいないレースでも、ハナを切って走り2着に粘りこむ勝負根性もあります!

5歳となって重賞デビューしてからまだ勝ちきることが出来ていないので、ぜひこれからのレースで勝利を挙げてほしいですね!

次走…【エリザベス女王杯(GⅠ)に出走予定】阪神・芝2200m(右)

初のG1の舞台へと参戦予定のロザムールちゃん!前走、オールカマーの2200m戦の際には10着と思うような戦績を残せませんでした。ぜひ、逃げ切りに期待したいと思います!

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