今回は、2021年の「ラジオNIKKEI賞(GⅢ)」で2馬身以上の差をつけて快勝した”ヴァイスメテオール”くんについてご紹介します!
ヴァイスメテオールくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!
最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪
ヴァイスメテオールの基本プロフィール
名前 | ヴァイスメテオール |
性別 | 牡馬 |
生年月日 | 2018年2月28日 |
年齢 | 4歳 |
毛色 | 鹿毛 |
調教師 | 岩戸孝樹(美浦) |
馬主 | シルクレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
ヴァイスメテオール名前の意味・由来
ヴァイスメテオールくんの名前の意味は、ドイツ語で「白い流星」です!
”母名と本馬の額の流星より連想”されてつけられたのだとか♪
母のシャトーブランシュさんの馬名の意味は、「白いお城(仏)」。
ヴァイスメテオールくんは、額から鼻筋の方向に流れる立派な流星の持ち主です!
ヴァイスメテオールの血統
父:キングカメハメハ | 父:Kingmambo | 父:Mr. Prospector |
母:Miesque | ||
母:マンファス | 父:ラストタイクーン | |
母:Pilot Bird | ||
母:シャトーブランシュ | 父: キングヘイロー | 父:ダンシングブレーヴ |
母:グッバイヘイロー | ||
母:ブランシェリー | 父:トニービン | |
母:メゾンブランシュ |
父:キングカメハメハ×母:シャトーブランシュ
ヴァイスメテオールくんの父は、”最強の大王”と呼ばれた”キングカメハメハ”さんです!
2003年11月~2004年9月までと短い期間ではあったものの競走馬として大活躍し、2004年にNHKマイルC(GⅠ)を制し、その後ダービーを制した”変則二冠”を初めて達成した名馬です!
怪我のため3歳で引退となってはしまいましたが、NHKマイルCでは5馬身差の圧勝、ダービーでは従来の記録を2秒も縮めるレコードタイムで完勝を収めて”異次元の強さ”と評されました。
競走馬として1年に満たない期間で多くのファンを虜にし、その強さは鮮烈な記憶として残っている方も多いと思います。
そして母は、2012年~2015年まで競走馬として活躍した”シャトーブランシュ”さん!
父に、2000年の「高松宮記念(GⅠ)」を制覇するなどの活躍を見せたキングヘイローさんを持ちます。
自身は2015年の「マーメイドS(GⅢ)」を勝利し、5歳となって初めて重賞制覇を成し遂げました!
ヴァイスメテオールくんは、シャトーブランシュさんの2番仔にあたり、子供たちのなかで初めて重賞での勝利を母に捧げています♪
ヴァイスメテオールの気性・性格は?
ヴァイスメテオールくんはどういった気性・性格の持ち主なのでしょうか?
リーダー気質で気性に難しさある男の子
ヴァイスメテオールくんは、もともとはあまり気性に悪いところはなく、育成牧場にいた頃はリーダー気質の男の子だったようです!
本格的に競走馬として調教を始めてから、少し気性に難しさが出てきたしまったみたいです。
もともとリーダー気質なところがあったのだとすれば、人に指図されたりすることはあまり好きじゃないのかもしれませんね!
しかしながら、レースでは後ろに控えて走ることもできますし、道悪でも勝ちきれる根性のある男の子と言えるのではないでしょうか!
ヴァイスメテオールこれまでのレース結果
日付 | 開催 | 天気 | 馬場 | レース名 | コース | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年10月18日 | 東京 | 晴 | 稍 | 2歳新馬 | 芝1800左 | 1着 |
2021年1月17日 | 中山 | 曇 | 良 | 京成杯(GⅢ) | 芝2000右 | 4着 |
2021年3月13日 | 中山 | 雨 | 不 | 3歳1勝クラス | 芝2000右 | 1着 |
2021年5月8日 | 東京 | 曇 | 良 | プリンシパルステークス(L) | 芝2000左 | 4着 |
2021年7月4日 | 福島 | 小雨 | 稍 | ラジオNIKKEI賞(GⅢ) | 芝1800右 | 1着 |
2021年10月24日 | 阪神 | 曇 | 良 | 菊花賞(GⅠ) | 芝3000右 | 16着 |
【2020年・2歳新馬戦】先行押し切りでデビュー勝ち!
まずまずのスタートを切ると、2番手に控えてレースを進めたヴァイスメテオールくん!
3,4コーナーで少しずつ先頭に近づいていき、最後の直線で一気に脚を伸ばしハナに立ちました♪
そのままの勢いで1着入線!押し切りでデビュー勝ちとなりました!!
【2021年・京成杯(GⅢ)】2戦目初の重賞は4着
スタートを上手に決めて先頭に立つ勢いで前にいきましたが、4番手の外に落ち着いてレースを進めます。
最後の直線では、瞬発力勝負に加わることができずに初めての重賞は4着となりました。
【2021年・ラジオNIKKEI賞(GⅢ)】2馬身差以上の完勝!初重賞制覇♪
スタートをしっかり決めて、2番枠ということもあり中団の内につけてレースを進めました!
少し前に行きたがる様子もあったようですが、ちゃんと我慢して控えることができています♪
4コーナー手前で外に出て早めに追い上げに掛かるヴァイスメテオールくん!
最後の直線に入ると一気に抜け出して、他馬を寄せつけずゴールイン♪
完勝で初の重賞制覇となりました!
ヴァイスメテオールの脚質は?
ヴァイスメテオールくんは、デビューから2戦は気性のこともあってか先行していましたが、3戦目以降からは中団でレースを進めています。
比較的、長く脚を使えるような印象で、早めに前にポジションを持っていってから終いにはもうひと伸びできるのが強みではないでしょうか。
また、不良馬場でも終いの脚を活かすことができるパワーがあり道悪は歓迎と言えそうです♪
ヴァイスメテオールの距離適性は?
ヴァイスメテオールくんはこれまで、芝1800m~3000mの距離を経験しました!
1800m、2000mのどちらでも勝利を挙げていますが、今のところ全て”稍重”と”不良”の馬場での勝利です。
血統背景は、2000m前後の距離で活躍しているお馬さんが多く、母父のキングヘイローさんは短距離でも活躍を見せています。
3000mの菊花賞へ挑戦しましたが16着と思うような結果を残せず、やはり長距離は合わないのかなといった印象。
血統から見てもヴァイスメテオールくんは、2000m前後の中距離くらいに適正があるのではないでしょうか。
ヴァイスメテオールまとめ
今回は、2021年の「ラジオNIKKEI賞(GⅢ)」で2馬身以上の差をつけて快勝した”ヴァイスメテオール”くんについてご紹介しました!
父にキングカメハメハさん、母にシャトーブランシュさんを持つ、額から鼻にかけての立派な流星が素敵な鹿毛の男の子です♪
少し気性に難しいところがあるようですが、レースでは控えてじっと我慢することもでき、道悪でも他馬を寄せ付けないパワーと根性があります!
母は5歳になってから重賞制覇をしたお馬さんなので、ヴァイスメテオールくんもこれからの成長とさらなる活躍に期待ですね♪
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