ファインルージュの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年の「フェアリーステークス(GⅢ)」を制覇した”ファインルージュ”ちゃんについてご紹介します!

ファインルージュちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

また最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、ファインルージュちゃんの脚質や距離適性についても調べていきますので、もしよろしければご覧ください♪

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ファインルージュの基本プロフィール

名前 ファインルージュ
性別 牝馬
生年月日 2018年3月11日
年齢 3歳
毛色 鹿毛
調教師 岩戸孝樹(美浦)
馬主 六井元一
生産者 ノーザンファーム

ファインルージュ名前の意味・由来は?

ファインルージュちゃんの馬名は、「ファイン=元気」+「ルージュ=母名の一部」です!

馬主は、不動産の売買、投資用不動産の開発・販売、賃貸物件の管理などを手掛ける”株式会社ダイニチ”の代表取締役社長・六井元一(むつい・げんいち)さんです。

六井さんにとって、ファインルージュちゃんは自身が初めて所有したお馬さんとなります!

初めて所有することとなったファインルージュちゃんには、並々ならぬ思いを込めてお名前を付けられたと思いますので、これからも元気に走って多くの勝利をあげてもらいたいですね♪

ファインルージュの血統

父:キズナ 父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア
母:キャットクイル 父:Storm Cat
母:Pacific Princess
母:パシオンルージュ 父:ボストンハーバー 父:Capote
母:Harbor Springs
母:セクシーココナッツ 父:ダンスインザダーク
母:ココパシオン

父:キズナ×母:パシオンルージュ

ファインルージュちゃんの父は、2012年~2015年まで競走馬として活躍した”キズナ”さんです!

キズナさんは、父にディープインパクさんを持つ2013年のダービー馬であり、多くの重賞レースでも活躍を見せました!

また、”キズナ”という名前は2011年の東日本大震災が起きたあとに多くの方が悲しみに暮れていた中でスローガンとして掲げられた「絆~きずな~」が由来です。

キズナさんの走りは、多くの方へ勇気と希望を与え感動をも与えたことと思います!

引退後は種牡馬として多くの優秀な仔達を輩出してします!

そして、母は2010年~2013年まで競走馬として活躍した”パシオンルージュ”さんです。

重賞レースなどへの出走は叶いませんでしたが、主に芝の短距離を得意としたお馬さんのようです!

ファインルージュの気性・性格は?

気後れしない性格

ファインルージュちゃんは、2021年に3歳になったばかりのときにはまだ幼さが残る気性と言われていました。

しかしながら、賢いお馬さんで怖気づくことのないどっしりした性格の女の子のようです!

また、調教でもレースでも一生懸命に走ることができるみたいなので、気性が大人になってきたら今まで以上の走りを見せてくれるかもしれませんね♪

ファインルージュこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 距離 着順
2020年8月23日 新潟 2歳新馬 芝1200左 2着
2020年10月24日 東京 2歳未勝利 芝1400左 1着
2021年1月11日 中山 フェアリーS(GⅢ) 芝1600右 1着
2021年4月11日 阪神 桜花賞(GⅠ) 芝1600右 3着
2021年5月23日 東京 優駿牝馬(オークス)(GⅠ) 芝2400左 11着

【2020年・2歳新馬戦】クビ差で惜しくも2着!

デビュー戦でのファインルージュちゃんは、まずまずのスタートを決めて4番手に控えてレースを進めました!
道中は内ラチ沿いに追走し、最終コーナーを回りながら外に出ました!
最後の直線では初めてのレースということもあってか、反応は少し遅かったように見えましたが、ゴール手前では脚を伸ばし惜しくも2着という結果になりました。

【2021年・フェアリーS(GⅢ)】2馬身差以上をつけて完勝!初重賞制覇♪

フェアリーSでのファインルージュちゃんは、中団やや後方に構えて馬群の中でレースを進めました。
3コーナーを回ると、外から少しずつ前へ押し上げていきます。
直線に向くと豪快に伸びていって2馬身以上突き抜けゴールイン!
初の重賞制覇となりました♪

【2021年・桜花賞(GⅠ)】8番人気ながら、3着と好走♪

初めてのGⅠレースとなった桜花賞!
落ち着いたスタートを決めたファインルージュちゃんは、2番人気だった白毛のソダシちゃんの後ろを追走する形でレースを進めました!
道中はロスなく内を回りながら脚を溜めて、最後の直線で先頭に立ったソダシちゃんを追い抜こうとじわじわと脚を伸ばします!
最終的にはゴール手前でサトノレイナスちゃんに差されての3着となりましたが、今後に期待できる競馬を見せてくれました♪

【2021年・優駿牝馬(オークス)(GⅠ)】脚が残らず残念ながら11着

前走までで1600mまでの距離をこなしてきたファインルージュちゃんは、オークスで2400mの距離に挑戦です!
スタート後は9番手あたりを追走して脚をできるだけ溜めるようにレースを進めたようでした。
3・4コーナーを回りながら、少しずつ後ろに下がっていく形となり直線に向いたあとはなかなか前も空かず抜け出す事ができませんでした。
距離もやはり今までより長いこともあってか、脚を伸ばすこともできないまま11着。

ファインルージュの脚質は?

ファインルージュちゃんは、3歳となったフェアリーSからは中団に構えて差す競馬で勝負しているようです。

そこそこの末脚もあり、フェアリーSの最後の直線では豪快に脚を伸ばし勝利しました!

桜花賞でも上位の2頭(ソダシちゃん、サトノレイナスちゃん)と渡り合う強さを秘めており、勝負根性もありそうです!!

また、操縦性も高いとのことなのでこれからの成長に期待できるのではないでしょうか♪

ファインルージュの距離適性は?

ファインルージュちゃんはこれまで、芝1200m~2400mまでの距離を走ってきました!

オークスでの2400mでは、騎乗した福永さんのコメントでは「脚が思ったよりも残っていなかった」ということでした。

母のパシオンルージュさんがバリバリの短距離馬だったことも考えると、2400mの距離は少し長い可能性がありそうです。

今のところ、1800m、2000mの距離の経験はなく未知数ですが、この距離でのレースも見てみたいと思わせる今までのレースぶりではないでしょうか。

現状では、1400m~1600mの距離に適正があるものと思われます。

ファインルージュまとめ

今回は、2021年のフェアリーステークスの勝ち馬”ファインルージュ”ちゃんについてご紹介しました!

父にダービー馬であるキズナさんを持ち、賢くあまり怖気付くことがない性格の女の子のようです♪

お名前が「元気+母名の一部」ということで多くの競馬ファンに元気を与え、またファインルージュちゃん自身も元気にこれからのレースで活躍してほしいなと思います!

【次走…紫苑ステークス(GⅢ)に出走予定】中山・芝2000m(右)

次走は紫苑ステークスへ出走を予定しているファインルージュちゃん!
5月のオークス以来のレースとなります!
また、2000mの距離は初めてとはなりますのでどんな走りを見せてくれるのか注目ですね♪

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