アサマノイタズラの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年「セントライト記念(GⅡ)」で見事な末脚で勝利を収めた”アサマノイタズラ”くんについてご紹介します!

アサマノイタズラくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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アサマノイタズラの基本プロフィール

名前 アサマノイタズラ
性別 牡馬
生年月日 2018年4月1日
年齢 4歳
毛色 黒鹿毛
調教師 手塚貴久(美浦)
馬主 星野壽市
生産者 前野牧場

アサマノイタズラ名前の意味・由来

アサマノイタズラくんの馬名は”上毛かるた”を由来とし、読み札「”浅間のいたずら” 鬼の押出し」から命名されたそうです!

上毛かるた(じょうもうかるた)とは、1947年(昭和22年)に発行された群馬県を代表する郷土かるたこと。

馬主である星野壽市(ほしの・じゅういち)さんは、群馬県高崎市に本社を構える「三栄商事株式会社」の取締役会長で、近年は毎年1頭ずつかるたの読み札を由来とする馬名をつけられているのだとか!

アサマノイタズラくん以外にも、
・ライトカラカゼくん(「雷と空風 義理人情」)
・ヘイワノツカイくん(「平和の使徒 新島襄」)
・ココロノトウダイくん(「心の燈台 内村鑑三」)
・エンギダルマくん(「縁起だるまの 少林山」)
なども星野さんの所有馬で、上毛かるたにちなんだお名前がつけられています♪

ユニークかつ、地元愛に溢れおり、それでいて聡明さも兼ね備えた素敵なお名前ですね!!

アサマノイタズラの血統

父:ヴィクトワールピサ 父:ネオユニヴァース 父:サンデーサイレンス
母:ポインテッドパス
母:ホワイトウォーターアフェア 父:Machiavellian
母:Much Too Risky
母:ハイタッチクイーン 父: キングヘイロー 父:ダンシングブレーヴ
母:グッバイヘイロー
母:オペラレディ 父:オペラハウス
母:レディステラ

父:ヴィクトワールピサ×母:ハイタッチクイーン

アサマノイタズラくんの父は、2009年(2歳)~2011年(4歳)まで競走馬として活躍した”ヴィクトワールピサ”さんです!

2010年の「皐月賞(GⅠ)」・「有馬記念(GⅠ)」を制覇し、2011年には日本馬で初となる「ドバイワールドカップ(GⅠ)」を制覇。

日本のみならず世界で活躍を見せた名馬です!

2番人気で出走した2010年の有馬記念では、バックストレッチからのスパートでブエナビスタさんの追撃を抑え、2002年のシンボリクリスエスさん以来となる3歳での有馬記念制覇を果たしました。

2020年にはトルコに渡り、現在はトルコで種牡馬生活を送っているそうです。

そして母は、2009年~2013年まで競走馬として走った”ハイタッチクイーン”さん。

重賞制覇などは叶わなかったものの、父に「高松宮記念(GⅠ)」などを制覇したキングヘイローさんを持ちます!

アサマノイタズラくんは、ハイタッチクイーンさんの4番仔にあたり母に産駒として初めて重賞制覇を捧げることが出来ました。

アサマノイタズラの気性・性格は?

アサマノイタズラくんはどういった気性・性格の男の子なのでしょうか?

臆病な性格、徐々に落ち着きも!

アサマノイタズラくんの気性・性格についての情報が多くはなかったものの、ヴィクトワールピサ産駒ということもあってか少し気性に難しいところがある様子

もともと周りを気にしたり、臆病なところがあったのだとか。

今では徐々に気性に落ち着きも出て、オンとオフの切り替えもしっかり出来るようになってきたそうです♪

皐月賞のときなど掛かり気味になるレースもあった印象でしたが、勝利したセントライト記念では後方から落ち着いてレースを進めることができ、精神面での成長も感じられましたね!

アサマノイタズラくんは、確実に心身ともに成長できているのではないでしょうか♪

アサマノイタズラこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2020年12月13日 中山 2歳新馬 芝1800右 3着
2021年1月5日 中山 3歳未勝利 芝2000右 1着
2021年2月27日 中山 水仙賞(1勝クラス) 芝2200右 4着
2021年3月21日 中山 フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ) 芝1800右 2着
2021年4月18日 中山 皐月賞(GⅠ) 芝2000右 16着
2021年7月4日 福島 小雨 ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 芝1800右 12着
2021年9月20日 中山 朝日杯セントライト記念(GⅡ) 芝2200右 1着
2021年10月24日 阪神 菊花賞(GⅠ) 芝3000右 9着
2021年12月26日 中山 有馬記念(GⅠ) 芝2500右 16着
2022年1月23日 中山 アメリカジョッキークラブC(GⅡ) 芝2200右 4着

【2021年・2歳新馬戦】デビュー戦は3着!

ゲートのなかで大人しくスタートを待つアサマノイタズラくんは、若干出遅れ気味でスタートを切るも2番手まで押し上げていってレースを進めました。
道中は折り合いも悪くなく、先頭に立ったエイペクスくんをがっちりマークして追走していきます。
しかしながら最後の直線では伸びを欠いてしまい、なんとか粘り込んでの3着となりました。

【2021年・スプリングS(GⅡ)】7番人気もアタマ差の2着と健闘!

スタートを上手に決めたアサマノイタズラくんは、道中6番手あたりを追走してレースを進めました!3、4コーナーを回りながら早めに前へ進出すると、直線では重馬場ながらも脚を伸ばし競り負けずに懸命に走りました!最後はヴィクティファルスくんに差されましたが、7番人気を覆しアタマ差の2着と好走を見せてくれました♪

【2021年・皐月賞(GⅠ)】初めてのGⅠは16着

皐月賞へ参戦したアサマノイタズラくん。
スタートでは少し左に寄れる様子を見せましたが、二の脚で5番手あたりを追走する形でレースを進めました。道中は少し掛かっている様子を見せつつ、4コーナーで外を回り直線を向こうというところで、両サイドのお馬さんにサンドされるように軽く接触した様子。そこからは、脚が思うように伸びず16着となりました。

【2021年・セントライト記念(GⅡ)】9番人気覆して堂々の1着!

スタートを上手に決めて、マイペースを保って11番手の後ろからの競馬を見せたアサマノイタズラくん!道中は、前を走るお馬さんから4馬身ほど離れポツンと1頭で脚を溜めながら走りました。4コーナー手前では前との差がだんだん詰まっていき、最後の直線に入りました!
直線では末脚を爆発させ一気に追い込んでいきました!ゴールの手前で見事に先頭を差し切り勝利しました♪

アサマノイタズラの脚質は?

アサマノイタズラくんは先団~中団での競馬が多かったものの、ラジオNIKKEI賞から後方に控えて終いを伸ばす競馬をするようになりました。

もともと掛かりやすい気性であることから、皐月賞までは前目でのレースが多かったのかなと思います。

イレ込むことなく落ち着いて脚を溜めることができれば、末脚も堅実に繰り出せそうなので中団~後方の位置での競馬は合っているのではないでしょうか。

また、ヴィクトワールピサ産駒の牡馬ということでパワーも持っていると思いますので、時計がかかる芝道悪は得意な可能性が高そうです♪

アサマノイタズラの距離適正は?

アサマノイタズラくんはこれまで、芝1800m~3000mまでの距離を経験してきました!

2000m・2200mで勝利を挙げており、1800mでも好走を見せていることから、現在のところ2000m前後の距離に適正がありそうです。

ヴィクトワールピサ産駒の特徴として、芝1800mほどの距離で好走を見せる仔が多いようですが、アサマノイタズラくんはそれより少し長めの距離でも戦えそうです!

アサマノイタズラまとめ

今回は、2021年「セントライト記念(GⅡ)」にて、末脚を繰り出し勝利を収めた”アサマノイタズラ”くんについてご紹介しました!

父にヴィクトワールピサさん、母にハイタッチクイーンさんを持つ黒鹿毛の男の子です♪

”アサマノイタズラ”くんは、群馬の郷土かるた”上毛かるた”を由来としており、ユニークかつ地元愛に溢れ、聡明さも兼ね備えた素敵なお名前をつけてもらいましたね!

臆病な性格のようで興奮して掛かり気味になってしまうこともありますが、確実に精神面での成長が見られますのでこれからの活躍にも期待したいですね♪

次走…【日経賞(GⅡ)に出走予定】中山・芝2500m(右)

次走、日経賞に出走予定のアサマノイタズラくん!操縦性の難しさがあり課題は残るものの調子は上々のようです!当日はイレ込みすぎずに自分のリズムで頑張ってもらいたいと思います!

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