テルツェットの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の由来など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年の「クイーンS(GⅢ)」で勝利した”テルツェット”ちゃんについてご紹介します!

テルツェットちゃんの気性や血統、名前の意味・由来など調べていきたいと思います!

また最後の方では、これまでのレース結果に加えて脚質や距離適性についても調査していきますのでもしよろしければご覧ください!

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テルツェットの基本プロフィール

名前 テルツェット
性別 牝馬
年齢 5歳
生年月日 2017年4月20日
毛色 鹿毛
調教師 和田正一(美浦)
馬主 シルクレーシング
生産者 ノーザンファーム

 

テルツェットの名前の意味・由来

テルツェットちゃんの馬名は、音楽用語で「三重奏・三重唱」という意味があります!

母のラッドルチェンドさんの3番目の仔であることから、このお名前がつけられたそうです♪

半姉で長女のリベランテさん(2018年引退)、次女のコルネットちゃん(地方で活躍中)の分まで中央競馬で活躍していってほしいですね!

テルツェットの血統は?

父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス 父:Halo
母:Wishing Well
母:ウインドインハーヘア 父:Alzao
母:Burghclere
母:ラッドルチェンド 父:Danehill Dancer 父:Danehill
母:Mira Adonde
母:ラヴズオンリーミー 父:Storm Cat
母:Monevassia

父:ディープインパクト×母:ラッドルチェンド

テルツェットちゃんの父は、2004年~2006年まで競走馬として大活躍し”英雄”と呼ばれたレジェンドホース、”ディープインパクト”さんです!

無敗のまま中央のクラシック3冠を達成し、小柄ながらも強烈な末脚を持ち多くの競馬ファンの心を魅了した名馬中の名馬!

おそらく、競馬を知らない方でも一度は耳にしたことのある名前のはずです!

そして母は、父にアイルランドの競走馬でGⅠ馬であるデインヒルダンサーさん、母にアメリカ生まれの超良血馬ラヴズオンリーミーさんを持つ”ラッドルチェンド”さんです。

自身は大きなレースでは勝つことが出来ませんでしたが、今では7頭の仔を持つお母さん!

テルツェットちゃんはラッドルチェンドさんの3番仔にあたり、母に初の重賞を捧げた親孝行娘となります♪

テルツェットの性格・気性は?

テルツェットちゃんの気性や性格はどういった女の子なのでしょうか?

真面目で繊細な女の子!

小柄で可愛らしい印象のテルツェットちゃんは、”繊細な女の子”のようです!

繊細さんなので周りの雰囲気に敏感で、期待されていることへのプレッシャーを感じやすい女の子なのかもしれません。

雰囲気によっては、パドックでピリついたりと気性面で左右されるところも。

しかしながら基本的にはレースではとっても真面目に走ってくれ、オンオフがしっかりできる聡明さも兼ね備えているようです♪

テルツェットのこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2019年12月7日 中山 2歳新馬 芝1800右 1着
2020年3月31日 中山 ミモザ賞(1勝クラス) 芝2000右 3着
2020年6月27日 東京 3歳以上1勝クラス(500万下) 芝1600左 取消
2020年8月15日 新潟 村上特別(1勝クラス) 芝1600左 1着
2020年11月1日 東京 国立特別(2勝クラス) 芝1600左 1着
2021年1月31日 東京 節分ステークス(3勝クラス) 芝1600左 1着
2021年4月3日 中山 ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ) 芝1600右 1着
2021年5月16日 東京 ヴィクトリアマイル(GⅠ) 芝1600左 14着
2021年8月1日 函館 北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ) 芝1800右 1着
2021年11月14日 阪神 エリザベス女王杯(GⅠ) 芝2200右 11着

【2歳新馬戦】2馬身差をつけて快勝のデビュー戦!

デビュー戦でのテルツェットちゃんは、中団後ろめにつけてレースを進めました。
最終コーナーを回ると外から追い上げていき、ゴール手前でもうひと伸びみせます!
結果は2馬身差をつけての快勝となりました!

【ミモザ賞(1勝クラス)】2戦目は3着!

2戦目は距離を延長して2000mに挑戦したテルツェットちゃん。
少し力みながら走っていたようで、道中や最後の直線でもふらついていたように思います。
距離の長さもあったかもしれませんが、新馬戦のような伸びもはなく結果は3着。
テルツェットちゃんの良さを活かしきれなかった1戦となりました。

【ダービー卿チャレンジT(GⅢ)】初の重賞で1馬身差つけ完勝!

初の重賞となったダービー卿CTでのテルツェットちゃんは、後方につけての競馬をみせました。
4コーナー手前で大外から押し上げていき、直線に向くと先頭集団に近づきます!
坂でも力強い走りをみせて先頭に立つと、最後には1馬身差をつけてのゴール!
ポテンシャルの高さを見せつけた1戦となりました!

【ヴィクトリアマイル(GⅠ)】初のGⅠ挑戦も、結果は14着

4連勝中のテルツェットちゃんは、ヴィクトリアマイルに挑戦しました!
プレッシャーを感じてか、パドックでは少し興奮気味のようでした。
スタートではダッシュできずに、後方からとなったテルツェットちゃん。
最終コーナーを回り最内からじわじわと伸びるも、坂を上りきると脚が鈍り14着と敗れました。
初めてのGⅠは思うように行きませんでしたが、これからの成長に期待したい1戦でした!

テルツェットの脚質

テルツェットちゃんは、中団後ろめ~後方に構えてレースを進めることが多いです

馬体も周りに比べると小さめなので、馬群の中で揉まれるよりも出来るだけ落ち着いて追走ができる位置で競馬をしているのかもしれません。

ディープインパクトさんの娘らしく、道中は脚を溜めて最後に末脚を生かす競馬が得意のようです!

小柄な馬体ながらも、牡馬にも負けず劣らず大きく身体を使って走る豪快さもテルツェットちゃんの特徴ではないでしょうか♪

テルツェットの距離適性は?

テルツェットちゃんはこれまで、芝の1600m~2200mの距離を走ってきました。

1600mを4勝、1800mで2勝をあげています!

ヴィクトリアマイル(GⅠ)では14着と思うような結果は出せませんでしたが、マイルへの適正は高いと思います。

2200mのエリザベス女王杯では、ゴール手前まで頑張っていたものの最後は脚が上がっているように見えましたので、現在のところ2000mまでの距離が守備範囲と言えそうです。

テルツェットまとめ

今回は、小柄な女の子テルツェットちゃんについてご紹介しました!

父にディープインパクトさん、母にラッドルチェンドさんを持つ鹿毛の女の子です!

少し神経質な性格のようですが、レースではいつも一生懸命に走ってくれて小柄でも牡馬にも負けない豪快な走りを見せてくれます!

なかなかGⅠの舞台で勝つことは難しいですが、5歳となった今年こそはGⅠ初制覇に期待したいですね♪

次走…【中山牝馬ステークス(GⅢ)に出走予定】中山・芝1800m(右)

次走は、中山牝馬Sに出走を予定しています!1800mの距離は心配ないと思いますが、トップハンデの56.5キロを背負っての出走予定です。小柄なテルツェットちゃんには特に大変かと思いますが、怪我に気をつけてまずは無事に走りきってほしいと思います。重賞初制覇を果たした地ですので、頑張ってほしいです♪

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