ダノンザキッドの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2020年の「ホープフルステークス(GⅠ)」を制覇した”ダノンザキッド”くんについてご紹介します!

ダノンザキッドくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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ダノンザキッドの基本プロフィール

名前 ダノンザキッド
性別 牡馬
生年月日 2018年1月29日
年齢 4歳
毛色 鹿毛
調教師 安田隆行(栗東)
馬主 ダノックス
生産者 ノーザンファーム

ダノンザキッド名前の意味・由来

ダノンザキッドくんの馬名は、「冠名」+「人名愛称」です!

”ダノン”は馬主である株式会社ダノックスの冠名で、実業家である野田順弘(のだ・まさひろ)さんが代表を務めています。

”ダノンザキッド”、なんだか名前の響きがかっこいいですよね♪

ダノンザキッドの血統

父:ジャスタウェイ 父:ハーツクライ 父:サンデーサイレンス
母:アイリッシュダンス
母:シビル 父:Wild Again
母:シャロン
母:エピックラヴ 父: Dansili 父:デインヒル
母:Hasili
母:Leopard Hunt 父:Diesis
母:Alcando

父:ジャスタウェイ×母:エピックラヴ

ダノンザキッドくんの父は、2011年(2歳)~2014年(5歳)まで競走馬として活躍した”ジャスタウェイ”さんです!

4歳秋から5歳春にかけて、天皇賞秋・ドバイDF・安田記念とG1レースを3つ制覇し、最強の中距離馬として名を馳せました!

ドバイDFの際には、世界の強豪たちを先行から楽々抜け出して後続に6馬身以上の差をつけ圧勝し、”世界のジャスタウェイ”と称され、世界の競馬ファンたちを沸かせた名馬です!

また、ジャスタウェイさんは”芦毛好き”というのも有名な話で、同厩同期の芦毛馬ゴールドシップさんと馬房も隣同士で大の仲良しでした♪

嘘か真か、芦毛なら誰でも良いらしいという噂まで囁かれるほどです!

そして母は、アイルランド生まれの競走馬”エピックラヴ”さん!

2011年にフランスの「ヴァントー賞(GⅢ)」の勝ち馬で、GⅠレースである「サンタラリ賞」でも2着と活躍を見せました。

ダノンザキッドくんはエピックラヴさんの3番仔にあたり、母に産駒としてはじめての重賞&G1制覇を捧げました!

ダノンザキッドの気性・性格は?

ダノンザキッドくんはどういった性格の男の子なのでしょうか?

ややイレ込みやすい気性の男の子

ダノンザキッドくんは、イレ込みやすい気性の男の子のようです。

特に1番人気に推された皐月賞の際には、発汗がありレース中には首をふるような仕草をしたりと、だいぶイレ込んでいた様子。

少々カッとしやすい性格ではありそうです。

しかしながら、競走馬として前進気勢旺盛なのは悪いことばかりではないので、その気性がいい方向に向いてくれると嬉しいですね♪

ダノンザキッドこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2020年6月28日 阪神 2歳新馬 芝1800右 1着
2020年11月23日 東京 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ) 芝1800左 1着
2020年12月26日 中山 ホープフルステークス(GⅠ) 芝2000右 1着
2021年3月7日 中山 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) 芝2000右 3着
2021年4月18日 中山 皐月賞(GⅠ) 芝2000右 15着
2021年10月23日 東京 富士ステークス(GⅡ) 芝1600左 4着
2021年11月21日 阪神 マイルチャンピオンS(GⅠ) 芝1600右 3着

【2020年・2歳新馬戦】3馬身差つけて完勝のデビュー戦!

スタートをしっかり決めて、5番手あたりに控えてレースを進めたダノンザキッドくん!最終コーナーを回りながらスピードをあげて直線を向くと、危なげなく内に切り込む形で先頭を狙います。その後はあれよあれよと後続を突き放し、3馬身差突き放してデビュー勝ちとなりました。

【2020年・ホープフルS(GⅠ)】3戦3勝でGⅠ制覇!

好スタートを切ったダノンザキッドくん!先行につけてレースを進めました!道中では、前向きさをみせつつ外目を追走していきます。最終コーナーでは、先頭を走っていたランドオブリバティくんの逸走というハプニングがあったものの、ダノンザキッドくんは臆することなく脚を伸ばしました!結果は、1馬身差以上をつけて快勝!初のG1制覇となりました♪

【2021年・皐月賞(GⅠ)】イレ込みがキツく、まさかの15着

1番人気に推されたダノンザキッドくん。スタートを決めると、3番手あたりを追走しました。スタート直後から折り合いを欠いている様子のダノンザキッドくん。3、4コーナーの中間あたりで仕掛けたダノンザキッドくんは、最後の直線で伸びを欠いてずるずると後方へ。結果は15着とはじめて大敗を期しました。

【2021年・富士S(GⅡ)】約半年の骨折療養明けで4着

骨折のため約半年の療養を経て挑んだ富士S!中団の外めにつけてレースを進めたダノンザキッドくん。道中ではすこしポジションを落としましたが、最後の直線に入ると一生懸命脚を伸ばしました!結果は4着となりましたが、骨折明けにもかかわらず頑張ってくれました♪

ダノンザキッドの脚質は?

ダノンザキッドくんは、前めの好位につけて終いの脚を伸ばして差す競馬が得意そうです!

しかしながら、イレ込みがキツかった皐月賞ではそれが発揮できず惨敗。

3歳以降は気性的な問題が露呈して、本来の力を発揮できていない様子です。

また、2歳のころと骨折明けでは走り方のフォームに違いが見られ、骨折前と同じというわけには行かないようです。

まだ、復帰から間もないので怪我のないように少しずつ改善し、またG1レースでの活躍に期待したいと思います!

ダノンザキッドの距離適性は?

ダノンザキッドくんはこれまで、芝1600m~2000mの距離を経験してきました。

気性的に少しイレ込みやすいことを考えると、長い距離は向いていない可能性も高いと思います。

血統的にも、父ジャスタウェイさんは中距離を最も得意とし、母も中距離が得意だったようです!

気性的なものと血統的にも、ダノンザキッドくんは1800m前後の距離に適正がある可能性が高いのではないでしょうか。

ダノンザキッドまとめ

今回は、2020年の「ホープフルステークス(GⅠ)」を制覇した”ダノンザキッド”くんについてご紹介しました!

父にジャスタウェイさん、母にエピックラヴさんを持つ鹿毛の男の子です!

2021年は皐月賞を大敗してから骨折という大怪我をしていしまい、クラシック戦線離脱を余儀なくされました。

マイルチャンピオンSでは3着に食い込み頑張ってくれましたね!

ぜひ、2022年は怪我なく走りまたGⅠ戦線を盛り上げて行ってほしいと思います♪

次走…【中山記念(GⅡ)に出走予定】中山・芝1800m(右)

次走、ダノンザキッドくんは中山記念に出走を予定しています!春の中山開催の幕開けですね♪中山はホープフルSで初めてGⅠを制覇した場所でもあります。距離の不安もないと思いますし、1年前と比べると雲泥の差というくらい成長を遂げているようなのでぜひ頑張ってもらいたいですね!

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