今回は、2021年の「京成杯(GⅢ)」の勝ち馬である”グラティアス”くんについてご紹介します!
グラティアスくんの血統や名前の意味・由来についての基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!
最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていきますのでもしよろしければご覧ください♪
グラティアスの基本プロフィール
名前 | グラティアス |
性別 | 牡馬 |
生年月日 | 2018年4月6日 |
年齢 | 3歳 |
毛色 | 鹿毛 |
調教師 | 加藤征弘(美浦) |
馬主 | スリーエイチレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
グラティアス名前の意味・由来
グラティアスくんの馬名の意味は、ラテン語で「感謝」です!
グラティアスくんの馬主は、”シャドウ”の冠名でおなじみの飯塚知一(いいづか・ともかず)さんが代表を務める「株式会社スリーエイチレーシング」。
「感謝」を意味するお名前、とっても素敵ですね!
グラティアスの血統
父:ハーツクライ | 父:サンデーサイレンス | 父:Halo |
母:Wishing Well | ||
母:アイリッシュダンス | 父:トニービン | |
母:ビューパーダンス | ||
母:マラコスタムブラダ | 父:Lizard Island | 父:Danehill Dancer |
母:Add | ||
母:Mapul Wells | 父:Poliglote | |
母:Pulma |
父:ハーツクライ×母:マラコスタムブラダ
グラティアスくんの父は、2005年の「有馬記念(GⅠ)」や2006年の「ドバイシーマC(GⅠ)」を制覇している“ハーツクライ”さんです。
また、2005年の”有馬記念”では7勝無敗であったディープインパクトさんにはじめて黒星をつけたことでも有名です!
母は、アルゼンチン生まれの”マラコスタムブラダ(マラコストゥムブラーダ)”さん!
2014年にはアルゼンチンのGⅠレース「ヒルベルトレレナ大賞」を4馬身差の圧勝で制したGⅠ勝利馬です!
また産駒の中で初めてGⅠ勝利を捧げた2番仔のレシステンシアちゃん(父:ダイワメジャーさん)は、グラティアスくんの半姉ということになります!
グラティアスの気性・性格は?
素直で従順な男の子!
入厩当初は、馬っぷりもよく調教中も引っかかるところもあったというグラティアスくん!
しかしながら、もともと性格は素直で従順な性格の男の子のようです!
お姉ちゃんのレシステンシアちゃんとは、父が違うこともあってか全然似ていないのだとか。
素直な性格ということもあり、コントロールもしやすく、教えたことを吸収する能力が高い賢い男の子のようです!
デビュー戦のときは、初めてのレースということもあったと思いますが、物見をして他のお馬さんに並ばれるまで集中しきれていなかったといったことも。
それでもデビュー戦で勝利を挙げているので、もともとのポテンシャルはやはり高いといえそうですね!
グラティアスこれまでのレース結果
日付 | 開催 | 天気 | 馬場 | レース名 | 距離 | 着順 |
2020年10月24日 | 東京 | 晴 | 稍 | 2歳新馬戦 | 芝2000左 | 1着 |
2021年1月17日 | 中山 | 曇 | 良 | 京成杯(GⅢ) | 芝2000右 | 1着 |
2021年4月18日 | 中山 | 晴 | 稍 | 皐月賞(GⅠ) | 芝2000右 | 6着 |
2021年5月30日 | 東京 | 晴 | 良 | 東京優駿(ダービー)(GⅠ) | 芝2400左 | 8着 |
2021年9月20日 | 中山 | 晴 | 良 | セントライト記念(GⅡ) | 芝2200右 | 9着 |
【2020年・2歳新馬戦】物見をしながらも勝利!
デビュー戦でのグラティアスくんは、ハナに立ってレースを進めました!
最後の直線に向くと逃げたにもかかわらず脚を伸ばし、ゴールまで200mというところでモズマンジロウくんに並ばれると、さらにもうひと伸び!!
1馬身以上離してデビュー戦を制しました♪
【2021年・京成杯(GⅢ)】2馬身以上突き放して完勝!
2戦目で重賞へと挑んだグラティアスくん!
ゲートの中でも大人しくスタートを待っていました♪
ゲートが開くとしっかりとスタートを決めて、3番手あたりに控えての競馬を見せてくれました。
最終コーナーを回りながら加速をつけたグラティアスくん!
楽な手応えで2馬身以上突き放して完勝!初重賞勝利となりました♪
【20201年・皐月賞(GⅠ)】初のGⅠは6着
稍重のコンディションで行われた皐月賞!
スタートも上手に決めて、中団からレースを進めたグラティアスくん!
外目から最終コーナーを回っていき直線を向こうとした時、横にいたアサマノイタズラくんと少し接触してヨロけてしまいました。
結果は6着となりましたが、脚を懸命に伸ばし頑張りました!
【2021年・東京優駿(ダービー)(GⅠ)】一生懸命走るも結果は8着
ゲートの中では珍しく、少しうるさい様子を見せていたグラティアスくん。
ゲートが開くとしっかり出てくれましたが、5番手あたりからの競馬となりました。
最初のコーナーを回りながら2番手まで進出していき、最終コーナーまで2番手を追走。
最後の直線では、一生懸命脚を伸ばしましたが結果は8着となりました。
グラティアスの脚質は?
グラティアスくんは、比較的スタートが上手く先行力がありそうです!
緩やかなペースの場合、先行の位置で持続的なスピードと終いには末脚を活かせます。
今現在のところ、少し速いペースとなると最後の直線で飲まれる形になっているので、今後の成長力に期待したいと思います!
グラティアスの距離適性は?
グラティアスくんはこれまで、芝2000m~2400mまでを経験しました!
新馬戦から3戦は2000m、4戦目のダービーで2400mを走りました。
ダービーでは早めに2番手まで進出したこともあり、最後まで息が続かなかったのかな感じます。
血統的にも馬体的にも中長距離に向いてはいるようなので、2000m~2700mほどまでは守備範囲ではないでしょうか。
グラティアスまとめ
今回は、 2021年の「京成杯(GⅢ)」の勝ち馬である”グラティアス”くんについてご紹介しました!
父にハーツクライさん、母にマラコスタムブラダさんをもつ鹿毛の男の子です!
パドックでは真っ赤なメンコ、手綱、バンデージがキレイな鹿毛のグラティアスくんによく映えます♪
まだ春には体も成長段階だったと思うので、これからの成長に期待したいですね!
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