アリストテレス気性や脚質・距離適性は?血統から名前の由来もまとめ

競馬

今回は、2020年のアメリカジョッキーC(GⅡ)にて勝利した”アリストテレス”くんについてご紹介します。

アリストテレスくんの気性についてや脚質・距離適性、血統から名前の由来などなど調べていきたいと思います!

最後の方ではレースの振り返りもしていますので、もしよろしければご覧ください!

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アリストテレス基本プロフィール

名前 アリストテレス
性別 牡馬
生年月日 2017年4月8日
年齢 4歳
毛色 鹿毛
調教師 音無秀孝(栗東)
馬主 近藤英子
生産者 ノーザンファーム

アリストテレス名前の意味・由来

アリストテレスくんのお名前は、実在した人物であるギリシアの哲学者”アリストテレス”を由来としているようです。

哲学者の”アリストテレス”は、西洋最大の哲学者の一人とされており「万学の祖」とも呼ばれるとても有名な人物です!

お恥ずかしながら哲学については全くよく分からないのですが、多くの方が一度は耳にしたことのあるお名前ではないでしょうか。

また、哲学者の”アリストテレス”の名前の由来はギリシャ語で「aristos=最高の」と「telos=目的」とを合わせたものだと言われているそうです。

そんな偉大な人物に由来するお名前のアリストテレスくん!

名前だけでなんだかとっても賢そうに聞こえてしまいますね♪

アリストテレスの血統は?

父:エピファネイア 父:シンボリクリスエス 父:Kiris S.
母:Tee Kay
母:シーザリオ 父:スペシャルウィーク
母:キロフプリミエール
母:ブルーダイアモンド 父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア
母:グレースアドマイヤ 父:トニービン
母:バレークイーン

父:エピファネイア×母:ブルーダイアモンド

アリストテレスくんの父は、2013年の菊花賞(GⅠ)や2014年のジャパンカップ(GⅠ)を制覇したお馬さんである”エピファネイア”さん。

2012年~2015年まで競走馬として走り、生涯獲得賞金が6億8千万円以上と数々のレースで活躍しました!

母の”ブルーダイアモンド”さんは、2013年~2014年まで競走馬として走り、現役時代に結果は残せなかったものの父に”ディープインパクト”さんをもつ良血馬です!

アリストテレスの性格・気性は?

アリストテレスくんはどんな気性・性格の持ち主なのか調べてみました!

やや前向きな気性

父のエピファネイアさんは前向きすぎて気性の荒さが目立ったお馬さんだったようですが、アリストテレスくんもやや前向きな気性のようです。

少し性格に難しいところもあるようで、レースではあまり早く先頭に立ってしまうと用心深い性格からか物見をして集中力を欠いてしまうこともあるのだとか。

気性面では少し課題が残るようですが、GⅠレースである菊花賞では2着、アメリカジョッキーC(GⅡ)では1着と結果が残せているので能力が高いということは間違いないのではないでしょうか。

アリストテレスのこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2019年9月28日 阪神 2歳新馬 芝1800右 2着
2019年10月20日 京都 2歳未勝利 芝1600右 1着
2019年12月28日 阪神 2歳1勝クラス(500万下) 芝1800右 2着
2020年1月26日 京都 若駒ステークス((L)) 芝2000右 2着
2020年3月1日 阪神 すみれステークス((L)) 芝2200右 2着
2020年5月9日 東京 プリンシパルステークス((L)) 芝2000左 6着
2020年8月2日 新潟 出雲崎特別(1勝クラス) 芝2000左 1着
2020年9月20日 中京 小牧特別(2勝クラス) 芝2200左 1着
2020年10月25日 京都 菊花賞(GⅠ) 芝3000右 2着
2021年1月24日 中山 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ) 芝2200右 1着
2021年3月21日 阪神 阪神大賞典(GⅡ) 芝3000右 7着
2021年5月2日 阪神 天皇賞(春)(GⅠ) 芝3200右 4着
2021年6月27日 阪神 宝塚記念(GⅠ) 芝2200右 9着
2021年10月10日 阪神 京都大賞典(GⅡ) 芝2400右 2着
2021年11月28日 東京 ジャパンC(GⅠ) 芝2400左 9着

【2歳新馬戦】デビュー戦では惜しくも2着

デビュー戦でのアリストテレスくんは、やや位置取りが悪いながらも外からじわじわと押し上げていく走りをみせてくれました。
外を走る形となりロスがあったにもか関わらず、トップスピードをながーく使って走りきり結果は惜しくも2着となりました。

【2020年菊花賞(GⅠ)】無敗のコントレイルくんに迫っての2着!

無敗のコントレイルくん(菊花賞時)をバッチリマークしながら走ったはじめてのGⅠレース菊花賞。
コントレイルくんにはクビ差で負けてしまったものの、アリストテレスくんの持ち味が光ったレースでもありました。
最後の最後まで伸びて、上がり3ハロンのタイムは1番速かったです!
ポテンシャルの高さを見せつけた1戦となりました。

【アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)】不良の馬場で1着!

不良馬場でスタミナも要するレースとなったアメリカジョッキーC。
落ち着いたペースでのレースとなり、中団位置につけての競馬を見せたアリストテレスくん。
最後の直線では馬場が悪いこともあり少ししんどそうに見えましたが、勝ち切ることが出来ました!

【天皇賞(春)(GⅠ)】少しテンション高め?結果は4着

天皇賞(春)に挑んだアリストテレスくん!
少しテンション高めかなぁと思わせる姿もみせていました。
また、最後の方でもなかなかスピードを上げてくることができずに四苦八苦。
結果は残念ながら4着でした。

アリストテレスの脚質

アリストテレスくんは中団、もしくは前めの位置からの競馬が得意なようです!

先頭に立つと物見をしてしまうということもあるようなので、逃げる競馬は苦手そうですね。

瞬発力ではやや劣るようですが、長く脚を使える持続型のようです。

騎手からの合図があってからすぐには加速できないながらも、じわじわと加速しながらトップスピードを長く使えるのがアリストテレスくんの良いところだと思います♪

道悪でも結果は残せているものの、本来は良い馬場状態のほうがアリストテレスくんにとって合っているみたいです。

アリストテレスの距離適性

アリストテレスくんは現在までで、芝の1600m~3200mの距離を走ってきました。

”3000mの菊花賞”ではコントレイルくんに迫る2着という結果を残せていますが、それ以降に行われた”3000mの阪神大賞典”や”3200mの天皇賞(春)”では良い結果を残せませんでした。

3000m以上はアリストテレスくんにとって、走れなくはないけど適性な距離とは言えないのかなと思います。

1600m~2200mの距離だとほとんどのレースで1着・2着でゴール出来ていますので、1800m~2400mほどの距離のほうがアリストテレスくんに合っているのではないでしょうか。

アリストテレスまとめ

今回は、アリストテレスくんについてご紹介しました!

父にエピファネイアさん、母にブルーダイアモンドさんを持つ鹿毛の男の子です!

気性は前向きで、用心深い性格だというアリストテレスくん。

自分のリズムで落ち着いてレースを運ぶことができれば、本来の力を発揮できるはずですのでぜひこれからも頑張ってもらいたいですね!

次走…【有馬記念(GⅠ)に出走予定】中山・芝2500m(右)

次走は有馬記念に出走を予定しているアリストテレスくん!勝利したアメリカJCCで距離は違えど中山は経験しています!年末の大一番で巻き返しとなるか注目ですね♪



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