クラヴェルの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年「マーメイドS(GⅢ)」で2着、「中京記念(GⅢ)」・「新潟記念(GⅢ)」では3着と好走を見せた、”クラヴェル”ちゃんについてご紹介します!

クラヴェルちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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クラヴェルの基本プロフィール

名前 クラヴェル
性別 牝馬
生年月日 2017年2月15日
年齢 4歳
毛色 青鹿毛
調教師 安田翔伍(栗東)
馬主 キャロットファーム
生産者 ノーザンファーム

クラヴェル名前の意味・由来

クラヴェルちゃんの馬名は、スペイン語で「カーネーション」です!

母の”ディアデラマドレ”さんから連想されたお名前で、”ディアデラマドレ”とはスペイン語圏で「母の日」を指す言葉のようです!

そのため、カーネーションを意味する”クラヴェル”という名を連想されたものと思われます♪

クラヴェルの血統

父:エピファネイア 父:シンボリクリスエス 父:Kiris S.
母:Tee Kay
母:シーザリオ 父:スペシャルウィーク
母:キロフプリミエール
母:ディアデラマドレ 父:キングカメハメハ 父:Kingmambo
母:マンファス
母:ディアデラノビア 父:サンデーサイレンス
母:ポトリザリス

父:エピファネイア×母:ディアデラマドレ

クラヴェルちゃんの父は、2012年~2015年まで競走馬として活躍した”エピファネイア”さんです!

2013年の皐月賞、ダービーではどちらも2着。

春は惜しくも勝利をその手に出来なかったエピファネイアさんでしたが、秋の「菊花賞」で見事に勝利を掴み取り悲願のクラシック制覇を成し遂げました。

また、エピファネイアさんといえば2014年の「ジャパンカップ」。

最強の中距離馬として君臨していた”世界のジャスタウェイ”さんに、4馬身差をつける圧勝で競馬ファンを沸かせた名馬です。

そして、母は重賞戦線で活躍をみせた”ディアデラマドレ”さんです!

父にキングカメハメハさん、母に重賞戦線で活躍を見せたディアデラノビアさんを持つ良血馬。

2014年の「マーメイドS(GⅢ)」や「府中牝馬S(GⅡ)」、「愛知杯(GⅢ)」で勝利をあげ、「エリザベス女王杯(GⅠ)」では3着と好走を見せました!

クラヴェルちゃんは、ディアデラマドレさんの初仔にあたります♪

クラヴェルの気性・性格は?

クラヴェルちゃんはどういった気性・性格の持ち主なのでしょうか?

気が強く、前向きな気性の女の子

クラヴェルちゃんは、前向きな気性で少し気の強い性格の女の子のようです!

血筋からもやはり、母系が気性の難しいタイプのお馬さんだったようなのでその血を受け継いだものと思われます!

もともと能力の高いお馬さんであることは確かだと思いますが、テンションに左右されてしまうようです。

しかしながら、気の強さや前進気勢旺盛な気性がいい方向に向けば、とっても良い走りを見せてくれそうです♪

クラヴェルこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2019年11月2日 京都 2歳新馬 芝1600右 1着
2020年1月19日 京都 白梅賞(1勝クラス) 芝1600右 6着
2020年5月17日 京都 3歳1勝クラス(500万下) 芝1600右 2着
2020年6月21日 阪神 3歳以上1勝クラス(500万下) 芝1800右 1着
2020年8月16日 新潟 三面川特別(2勝クラス) 芝1800左 1着
2020年10月18日 京都 大原ステークス(3勝クラス) 芝1800右 3着
2021年1月11日 中山 迎春ステークス(3勝クラス) 芝2200右 5着
2021年3月7日 中山 湾岸ステークス(3勝クラス) 芝2200右 4着
2021年5月22日 中京 シドニートロフィー(3勝クラス) 芝2000左 4着
2021年6月20日 阪神 マーメイドステークス(GⅢ) 芝2000右 2着
2021年7月18日 小倉 トヨタ賞中京記念(GⅢ) 芝1800右 3着
2021年9月5日 新潟 農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ) 芝2000左 3着


【2019年・2歳新馬戦】4番人気も2馬身以上差をつけて快勝!

少し落ち着かない様子のクラヴェルちゃんでしたが、スタートも上手に決めて中団でレースを進めました!3コーナー辺りから徐々にスピードを上げていくと、最後の直線で脚をしっかり伸ばして先頭を捉えます!その後は、2馬身半も後続を突き放して快勝となりました♪

【2020年・大原S(3勝クラス)】上がりタイムはメンバー最速も3着!

スタートを切ると、後方に構えてレースを進めたクラヴェルちゃん!道中は比較的折り合い欠くことなく走れている様子でした。最後の直線では、外から一気に脚を伸ばし追い上げるも結果は3着となりました。

【2021年・中京記念(GⅢ)】格上挑戦も2着好走!上がりはメンバー最速♪

ゲートでは少し落ち着きがなさそうでしたが、スタートを切ると後方に構えてレースを進めます!道中では前向きさも見られましたが、比較的折り合いもついていたようです♪最後の直線では、後ろから一気に追い上げにかかるクラヴェルちゃんでしたが、逃げたシャムロックヒルちゃんにクビ差届かず2着となりました。

【2021年・新潟記念(GⅢ)】鋭く伸びを見せるも3着!

3度めの重賞レースとなったクラヴェルちゃんは、スタートも上手に決めて後方から5頭手を追走しました!道中ではしっかり脚を溜めながら最後の直線に備えます!最後は馬場の外に持ち出すと、鋭く脚を伸ばしましたが、結果は3着となりました。

クラヴェルの脚質は?

クラヴェルちゃんは、後方に構えて追い込む競馬が得意そうです!

切れる脚というよりは、ぐんぐんと伸びる末脚で追い込みます!

殆どのレースで上がりのタイムは最速。

またマーメイドSでは、格上挑戦だったにも関わらずメンバー最速の上がりをみせてくれました。

もともとは気性的なこともあったと思いますが、前めでレースを進めることも多かったクラヴェルちゃん。

しかしながら、後方で我慢をして脚を溜めることを覚えたことで重賞レースでも好走することが出来たようです!

クラヴェルの距離適性は?

クラヴェルちゃんはこれまで、芝1600m~2200mまでの距離を経験してきました。

今現在のところ、1600mと1800mで勝利をあげており、2000mでは重賞レースでも好走を見せてくれています。

3勝クラスでの2200mは2戦とも掲示板に載る着順ではあったものの、少し距離が長そうな印象です。

エピファネイア産駒の特徴として、牝馬は特に1600m~2000mの距離が得意という傾向にあるようです。

クラヴェルちゃんは、1600m~2000mまでの距離が適正と言えるのではないでしょうか。

クラヴェルまとめ

今回は、2021年「マーメイドS(GⅢ)」で2着、「中京記念(GⅢ)」・「新潟記念(GⅢ)」では3着と好走を見せた、”クラヴェル”ちゃんについてご紹介しました!

父にエピファネイアさん、母にディアデラマドレさんを持つ青鹿毛の女の子です!

小柄な馬体の女の子であるものの、気の強い性格で気性も前向きなようです♪

一歩一歩しっかりと成長を見せており、2021年は勝利こそ掴めていないものの重賞戦線で活躍を見せてくれています!

ぜひ、これからのレースで勝利を掴み取ってほしいですね♪

次走…【エリザベス女王杯(GⅠ)に出走予定】阪神・芝2200m(右)

クラヴェルちゃんは次走、いよいよGⅠレースへ初挑戦となります♪距離は少し長めかもしれませんが、同じ阪神で行われたマーメイドSでは惜しくも2着でした。好走に期待したいと思います♪

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