今回は、2022年の「チューリップ賞(GⅡ)」で勝利し桜花賞へ出走する”ナミュール”ちゃんについてご紹介します!
ナミュールちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!
最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪
ナミュールの基本プロフィール
3/2はナミュールの誕生日🌸
— キャシコ (@cathy20090220) March 1, 2022
おめでとう♡♡♡ pic.twitter.com/pYPQ10Msnc
名前 | ナミュール |
性別 | 牝馬 |
生年月日 | 2019年3月2日 |
年齢 | 3歳 |
毛色 | 鹿毛 |
調教師 | 高野友和 (栗東) |
馬主 | キャロットファーム |
生産者 | ノーザンファーム |
ナミュール名前の意味・由来
ナミュールちゃんの馬名は、「サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市」を由来として名付けられました!
また、母の”サンブルエミューズ”さんより連想して付けられたお名前のようです♪
馬主は、クラブ法人である「株式会社キャロットファーム」です!
ナミュールの血統
父:ハービンジャー | 父:Dansili | 父:デインヒル |
母:Hasili | ||
母:Penang Pearl | 父:Bering | |
母:Guapa | ||
母:サンブルエミューズ | 父:ダイワメジャー | 父:サンデーサイレンス |
母:スカーレットブーケ | ||
母:ヴィートマルシェ | 父:フレンチデピュティ | |
母:キョウエイマーチ |
父:ハービンジャー×母:サンブルエミューズ
ナミュールちゃんの父は、イギリスの競走馬として活躍した”ハービンジャー”さんです!
2009年~2010年まで競走馬として活躍し、自身が初めて挑んだGⅠレース「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」では、2着馬に11馬身差をつける圧勝でGⅠ初制覇となりました。
また、2010年のワールド・サラブレッド・ランキングで1位となった名馬です!
引退後は日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入りをし、現在では多くの仔どもたちが活躍を見せています♪
そして母は、父にダイワメジャーさんを持つ”サンブルエミューズ”さん!
2012年~2016年まで競走馬として走り、3歳時にはフェアリーSで3着になるなどの好走を見せました♪
ナミュールちゃんはサンブルエミューズさんの3番仔にあたり、チューリップ賞を勝利したことで産駒として初の重賞勝利を母にプレゼントできました!
ナミュールの気性・性格は?
ナミュールちゃんはどういった気性・性格の女の子なのでしょうか?
なにこれめっちゃ可愛い。
— えるぽた (@___ERUPOTA12) February 28, 2022
眩しかったのかな?#ナミュール pic.twitter.com/c08JvkiWKE
性格がよく優等生タイプの女の子
ナミュールちゃんは基本的には性格もよく、優等生タイプの女の子のようです!
血統的には少し引っかかりやすい気性ではあるものの、折り合い面はあまり心配がないのではないでしょうか!
阪神ジュベナイルFの際には出遅れてしまい、向こう正面では馬が交差する中に入るのを怖がったという騎手のコメントもあったことから、神経質なところはやはりありそうです!
ナミュールこれまでのレース結果
日付 | 開催 | 天気 | 馬場 | レース名 | コース | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年9月11日 | 中京 | 曇 | 良 | 2歳新馬 | 芝1600左 | 1着 |
2021年11月21日 | 東京 | 曇 | 良 | 赤松賞(1勝クラス) | 芝1600左 | 1着 |
2021年12月12日 | 阪神 | 晴 | 良 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ) | 芝1600右 | 4着 |
2022年3月5日 | 阪神 | 晴 | 良 | チューリップ賞(GⅡ) | 芝1600右 | 1着 |
【2021年・2歳新馬戦】2馬身差をつけ快勝!デビュー勝ち♪
まずまずのスタートを決めると二の脚がついて2番手でレースを進めたナミュールちゃん♪道中も折り合いを欠くことなく追走できている様子です!最後の直線では、先頭に立つと突き抜けてゴールイン!デビュー勝ちを収めました♪
【2021年・赤松賞(1勝クラス)】末脚炸裂で連勝♪
ゲートを出ると中団あたりで折り合いをつけてレースを進めます!道中は外目でリズムよくレースを運べている様子です♪最後の直線では先頭から6~7馬身ほど差がありましたが、力強く脚を伸ばしてぐんぐん追い上げるナミュールちゃん!最後はしっかり差し切って1馬身以上の差をつけ勝利♪強烈な末脚を見せてくれました!!
【2021年・阪神ジュベナイルF(GⅠ)】初のGⅠ!出遅れながらも結果は4着
初めてのGⅠでは緊張してしまったのか、スタートで煽ってしまい最後方からとなったナミュールちゃん!二の脚で後方から3頭目のインコースで折り合いをつけたようです。最終コーナーを回ると直線で最内から懸命に脚を伸ばします!メンバー最速の末脚をみせましたが、出遅れも響き結果は4着となりました。
【2022年・チューリップ賞(GⅡ)】2着馬に1馬身半差をつけ圧勝♪重賞初制覇!
心配していたゲートもまずまずのスタートで、少し前に行きたがるのを抑えつつインコースの中団でレースを進めたナミュールちゃん♪最後の直線では、馬群に包まれて進路が見つからず外に出してからの再加速!進路を確保すると末脚を炸裂させ、突き抜けてゴールイン!!2着のピンハイちゃんに1馬身半の差をつけ重賞初勝利となりました♪
ナミュールの脚質は?
#チューリップ賞 の #ナミュール
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) March 2, 2022
横山武騎手を背に栗東坂路54.8-12.0秒#東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/diunevwHoJ
ナミュールちゃんは、切れる末脚の持ち主で中団あたりでの競馬が得意そうです!
最初がスローペースだった新馬戦では先行しましたが、最後の末脚が強烈なので中団から差す競馬が合っているものと思われます!
ゲートの中での待ちが苦手でゲートの中で後ろにもたれたりする癖があったようですが、徐々に改善されてきたみたいです!
跳びが大きい走り方をしますが加速力にも優れているところがナミュールちゃんの魅力と言えるのではないでしょうか♪
ナミュールの距離適性は?
ナミュールちゃんはこれまで、芝1600mの距離を経験してきました!
ハービンジャー産駒としては、芝2000mほどの距離を得意としているお馬さんが多いようですが、母のサンブルエミューズさんは短距離~マイルの距離で好走を見せていたようです。
また母系には桜花賞馬のキョウエイマーチさんもいます。
今現在のところ、1600m~2000mほどが適正距離と言えるのではないでしょうか。
ナミュールまとめ
今回は、2022年の「チューリップ賞(GⅡ)」で勝利し桜花賞へ出走する”ナミュール”ちゃんについてご紹介しました!
父にハービンジャーさん、母にサンブルエミューズさんを持つ鹿毛の女の子です♪
性格もよく、優等生タイプだというナミュールちゃんですが、少し神経質な性格の女の子と言えそうです!
強烈な末脚で今後大舞台で活躍していってくれると思いますので、ぜひ頑張ってもらいたいですね♪
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