今回は、2021年の「フラワーC(GⅢ)」で2着となった”エンスージアズム”ちゃんについてご紹介します!
エンスージアズムちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!
最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪
エンスージアズムの基本プロフィール
名前 | エンスージアズム |
性別 | 牝馬 |
生年月日 | 2018年4月4日 |
年齢 | 3歳 |
毛色 | 鹿毛 |
調教師 | 安田翔伍(栗東) |
馬主 | 吉田照哉 |
生産者 | 社台ファーム |
エンスージアズム名前の意味・由来
エンスージアズムちゃんの馬名の意味は、「熱意」です!
馬主は、競走馬を生産する社台ファーム代表及び、社台スタリオンステーション代表取締役の吉田照哉(よしだ・てるや)さんです。
日本のサラブレッド生産界を長きに渡り牽引し、相馬眼に優れた人物であることでも有名です。
「熱意」という意味のお名前をつけてもらった”エンスージアズム”ちゃんは、たくさんの人からの熱意を受け取りながら、自身も熱意を持ってこれからのレースで活躍していってほしいなと思います!
エンスージアズムの血統
父:ディープインパクト | 父:サンデーサイレンス | 父:Halo |
母:Wishing Well | ||
母:ウインドインハーヘア | 父:Alzao | |
母:Burghclere | ||
母:ゼラスキャット | 父:Storm Cat | 父:Storm Bird |
母:Terlingua | ||
母:Trail Robbery | 父:Alydar | |
母:Track Robbery |
父:ディープインパクト×母:ゼラスキャット
エンスージアズムちゃんの父は、皆さまご存知の”ディープインパクト”さんです!
2004年~2006年まで競走馬として大活躍し”英雄”と呼ばれたレジェンドホースです。
無敗のまま中央のクラシック3冠を達成し、小柄ながらも強烈な末脚を持ち多くの競馬ファンの心を魅了した名馬中の名馬!
ディープインパクトさんの通算成績は、14戦12勝(1度だけ2着と、凱旋門賞で失格)と驚異の戦績を残しました。
2019年にこの世を去ったディープインパクトさんは種牡馬としてもトップの成績を誇り、2020年に生まれた最後のディープインパクト産駒は、2021年の1歳馬セレクトセールで3億円という値で落札されました。
これからもディープインパクトさんの血を継いだ仔たちの活躍を見守りたいですね!
そして母は、アメリカで生まれでアメリカの競走馬として走った”ゼラスキャット”さん!
父に大種牡馬としても知られるストームキャット(Storm Cat)さんを持つ良血馬です!
自身は現役時代に大きなレースで勝つことは出来ませんでしたが、引退後は母として頑張ってくれています!
エンスージアズムの気性・性格は?
エンスージアズムちゃんは、どういった気性・性格の女の子なのでしょうか?
大人しい性格の女の子!
エンスージアズムちゃんは、普段から大人しい性格の女の子で、長距離輸送や折り合い面なども心配のない優等生のようです♪
走り終わってからなどのテンションの高さも引きづらないタイプということで、お名前の意味とは正反対ですが、冷静なところがあるのかもしれません!
少し精神的に繊細な部分があり、小柄な馬体ということもあって馬群で揉まれたりするのは苦手と思われます。
しかしテンションが上がりすぎないという点は、競走馬としてプラスに働きそうです!
エンスージアザムこれまでのレース結果
日付 | 開催 | 天気 | 馬場 | レース名 | コース | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年9月12日 | 中京 | 晴 | 稍 | 2歳新馬 | 芝1600左 | 4着 |
2020年10月17日 | 東京 | 雨 | 稍 | 2歳未勝利 | 芝1800左 | 1着 |
2020年11月29日 | 阪神 | 晴 | 良 | 白菊賞(1勝クラス) | 芝1600右 | 5着 |
2020年12月27日 | 阪神 | 晴 | 良 | 2歳1勝クラス(500万下) | 芝1800右 | 1着 |
2021年3月20日 | 中山 | 曇 | 良 | フラワーカップ(GⅢ) | 芝1800右 | 2着 |
2021年4月11日 | 阪神 | 晴 | 良 | 桜花賞(GⅠ) | 芝1600右 | 8着 |
2021年5月23日 | 東京 | 晴 | 良 | 優駿牝馬(GⅠ) | 芝2400左 | 18着 |
2021年9月19日 | 中京 | 曇 | 良 | 関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ) | 芝2000左 | 7着 |
【2020年・2歳新馬戦】上がりタイムはメンバー最速も4着!
デビュー戦のエンスージアズムちゃんは、後方からレースを進めました!
最後の直線に入ると、前を走っていたお馬さんを追うようにエンスージアズムちゃんも一気に脚を伸ばしましたが、結果は4着となりました。
【2021年・フラワーカップ(GⅢ)】初の重賞で2着!
スタートを上手に決めて、中団につけてレースを進めたエンスージアズムちゃん!
最終コーナーで外を回して直線に入ると、前を行くホウオウイクセルちゃんを追います!
残念ながらホウオウイクセルちゃんには追いつけませんでしたが、豪脚で追い込んできたユーバーレーベンちゃんをハナ差しのいで、2着を確保しました!
【2021年・桜花賞(GⅠ)】初のGⅠは8着!
桜花賞に挑んだエンスージアズムちゃんは、中団の馬群のなかでレースを進めました。
最後の直線に入ると、ペースも速かったこともあるのか思うように脚が伸びず8着となりました。
前走は1800mだったこともあり、1600mの距離では少し忙しかったようです。
【2021年・ローズS(GⅡ)】脚を溜めて終いで伸びたものの7着!
後ろ目でレースを進めたエンスージアズムちゃん!
前半でしっかり脚を溜めながら、最後の直線に向かいます!!
まずまずの末脚を使うことができたものの、後ろでレースを進めていたこともあり結果は7着となりました。
エンスージアズムの脚質は?
エンスージアズムちゃんは、中団でレースを進めることが多いようです。
しかしながら、勝利をした2戦は先行しての競馬を見せています!
折り合いがつけやすいため、比較的自在性のある脚質をしているものと思います。
理想としては終いを活かす競馬がしたいのかなといった印象です。
エンスージアズムの距離適性は?
エンスージアズムちゃんはこれまで、芝1600m~2400mまでの距離を経験してきました!
2400mのオークスでは、道中少し馬群に揉まれたという事もあったかもしれませんが18着と本来の力も出しきれなかった様子。
勝利をあげた2戦は、未勝利戦と1勝クラスではあったもののどちらも1800mという距離なので、1800m前後が適正距離と言えるかもしれません。
エンスージアズムまとめ
今回は、2021年の「フラワーC(GⅢ)」で2着となった”エンスージアズム”ちゃんについてご紹介しました!
父にディープインパクトさん、母にゼラスキャットさんを持つ鹿毛の女の子です!
小柄で少し繊細な面を持っていますが、長距離輸送や折り合い面も心配ないという優等生タイプの女の子のようです!
まだ重賞では勝利を挙げることが出来ていませんが、これからの成長に期待したいと思います♪
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