ゴルトベルクの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2021年の「レインボーS(3勝クラス)」を勝利しオープン入りを果たした”ゴルトベルク”ちゃんについてご紹介します!

ゴルトベルクちゃんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていこうと思いますので、もしよろしければご覧ください♪

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ゴルトベルクの基本プロフィール

名前 ゴルトベルク
性別 牝馬
生年月日 2017年2月18日
年齢 5歳
毛色 黒鹿毛
調教師 手塚貴久 (美浦)
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム

ゴルトベルク名前の意味・由来は?

ゴルトベルクちゃんの馬名は、ドイツ語で「黄金の山」という意味だそうです!

おそらく、母のグルヴェイグさんの馬名が「北欧神話の女神」の名を由来としていますが、「黄金の力」という意味を持つそうなのでそこから連想されたのではないかと思います。

馬主は、クラブ法人の「有限会社サンデーレーシング」さんです!

ゴルトベルクの血統

父:キングカメハメハ 父:Kingmambo 父:Mr. Prospector
母:Miesque
母:マンファス 父:ラストタイクーン
母:Pilot Bird
母:グルヴェイグ 父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア
母:エアグルーヴ 父:トニービン
母:ダイナカール

父:キングカメハメハ×母:グルヴェイグ

ゴルトベルクちゃんの父は、”最強の大王”と呼ばれた”キングカメハメハ”さんです!

2003年11月~2004年9月までと短い期間ではあったものの競走馬として大活躍し、2004年にNHKマイルC(GⅠ)を制し、その後ダービーを制した”変則二冠”を初めて達成した名馬です!

怪我のため3歳で引退となってはしまいましたが、NHKマイルCでは5馬身差の圧勝、ダービーでは従来の記録を2秒も縮めるレコードタイムで完勝を収めて”異次元の強さ”と評されました。

競走馬として1年に満たない期間で多くのファンを虜にし、その強さは鮮烈な記憶として残っている方も多いと思います。

そして母は、父にディープインパクトさん、母にエアグルーヴさんを持つ”グルヴェイグ”さん!

2010年~2012年まで競走馬として走り、GⅠ制覇は叶いませんでしたが2012年の「マーメイドS(GⅢ)」を2馬身差の快勝で勝利しました。

重賞初勝利を挙げたあと引退を決め、お母さんとして頑張っています。

ゴルトベルクちゃんはグルヴェイグさんの3番仔にあたり、全妹には「ローズS(GⅡ)」を勝利した”アンドヴァラナウト”ちゃんが居ます!

ゴルトベルクの気性・性格は?

ゴルトベルクちゃんは、どういった気性・性格の女の子なのでしょうか?

神経質なところがあるが、性格のいい女の子!

ゴルトベルクちゃんはもともと性格がよく、元気いっぱいの女の子のようですが、気性的に難しいところもあり神経質なタイプと言えそうです!

母母にエアグルーヴさんがおり、血統的にも神経質なタイプの血統なのではないでしょうか。

エアグルーヴさんはとっても強いお馬さんでしたが、もともとなんでも気になってしまう神経質なところがあったのだとか。

秋華賞の際にパドックでカメラのフラッシュに気が散ってしまい終始イレ込み、結果も10着と大敗。

レース後に右前足の骨折も判明し、この事件後から競馬場でお馬さんを撮影する際のフラッシュが禁止になったそうです!

何事も気になるというのは警戒心の強さも表していると思われますが、ゴルトベルクちゃんにもその血が受け継がれていそうです。

しかしながら、レースの際には素直に指示に従って走れているように見えますのであまり心配ないのではないでしょうか!

ゴルトベルクこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 コース 着順
2019年11月16日 東京 2歳新馬 芝1600左 2着
2020年7月11日 福島 3歳未勝利 芝1800右 1着
2020年10月11日 東京 3歳以上1勝クラス(500万下) 芝1800左 1着
2020年12月20日 中山 3歳以上2勝クラス(1000万下) 芝1600右 13着
2021年3月14日 中山 房総特別(2勝クラス) 芝1800右 3着
2021年5月16日 東京 テレ玉杯(2勝クラス) 芝1800左 1着
2021年7月31日 新潟 佐渡ステークス(3勝クラス) 芝1800左 2着
2021年9月19日 中山 レインボーステークス(3勝クラス) 芝1800右 1着
2021年12月19日 中山 ディセンバーステークス(L) 芝1800右 9着

【2019年・2歳新馬戦】1番人気に推されるも、デビュー戦では2着!

デビュー戦でのゴルトベルクちゃんは、上手なスタートから3番手のインコースでロスの少ない競馬を見せました!道中は折り合いを欠くこともなく追走できている様子です!最終コーナーを周り直線を向くと、ジョッキーの指示に応えながら脚を使い2着でゴールイン!勝ち馬のルーツドールちゃんには5馬身離される結果となりましたが、上手に競馬ができていたのではないでしょうか♪

【2020年・3歳未勝利】人気に応えて2戦目で初勝利♪

まずまずのスタートから、大外枠でもしっかり前につけていったゴルトベルクちゃん!道中は3番手からしっかり追走できている様子♪最終コーナーでは外から周って前を捕らえに行きます!直線では、なんとなく前に行くのを戸惑っている?ように見えましたが、最後はクビ差で初勝利をあげました!

【2021年・レインボーS(3勝クラス)】勝負根性みせて4勝目!

スタートでは隣のお馬さんと少し接触もありましたが、落ち着いて5番手あたりを追走していったゴルトベルクちゃん!途中までは挟まれる形での追走でしたが、比較的折り合いを欠くことなく走れているようです!最終コーナーでは前が壁になって少し走りにくそうな位置になってしまいましたが、直線ではしっかり脚を伸ばしてアタマ差で勝利!勝負根性も見せてくれた1戦でした♪

【2021年・ディセンバーS(L)】オープン入り初戦は9着!

慌ててスタートしたように見えたゴルトベルクちゃん!前に行こうとしますが、ジョッキーの指示にしっかりと従って中団の位置でレースを進めました。道中もしっかり追走できている様子です!最後の直線では、フラついてしまうようなところも見受けられ、前のお馬さんに接触しそうになる場面も。結果は9着と、ゴルトベルクちゃんにとって不完全燃焼だったかもなと思います。

ゴルトベルクの脚質は?

ゴルトベルクちゃんは、先行~中団前目の位置での競馬が得意そうです!

末脚は堅実ですが、スタートで前を取れる先行力スピード持続力が長けていると思われます。

とはいえ、小柄で神経質な女の子なのであまり馬群に揉まれない位置で進められることが、結果として一番力を発揮できそうです!

佐渡Sの際に前でレースを進めるお馬さんが多く、ゴルトベルクちゃんはいつもより後ろめにつけましたが結果としては2着と好走しました。(前の子たちの消耗が激しかったこともあると思います。)

ゴルトベルクちゃんは乗り難しいところがあるようですが、レースでは比較的素直に指示に従えるという点もやはり強みですね!

ゴルトベルクの距離適性は?

ゴルトベルクちゃんはこれまで、芝1600m~1800mの距離を経験してきました。

殆どのレースが1800mへの出走で、現在のところ勝利をあげているのも1800mのみとなります。

レース間隔をしっかりあけながら出走をしてきているので、5歳にしては出走回数が少なめです。

しかし着実に勝利を手にしていますし、着外も少なく優秀な戦績を収めています!

今現在のところ、1800m前後の距離に適正が高いと言えそうです♪

ゴルトベルクまとめ

今回は、2021年の「レインボーS(3勝クラス)」を勝利しオープン入りを果たした”ゴルトベルク”ちゃんについてご紹介しました!

父にキングカメハメハさん、母にグルヴェイグさんを持つ黒鹿毛の女の子です!

小柄で少し神経質なタイプの子ですが、レースでは指示に従える素直さも持っていると思います♪

ゆっくりと大事に育てられてきたゴルトベルクちゃん!

ぜひ、2022年は重賞での活躍にも期待したいですね!!

次走…【中山牝馬ステークス(GⅢ)に出走予定】中山・芝1800m(右)

次走、初の重賞へ参戦するゴルトベルクちゃん!中山の1800mは実績もありますし、斤量も前走より1キロ軽くなって53キロとなります!ハンデの軽さも活かして頑張ってもらいたいですね♪

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