【呪術廻戦】祈本里香は成仏した?呼び方がリカになった理由も考察

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今回は、【呪術廻戦】に登場する祈本里香(おりもと・りか)についてです!

呪術廻戦前日譚である0巻の主人公、乙骨憂太(おっこつ・ゆうた)に憑いていた特級過呪怨霊の祈本里香の生前などの解説や、成仏したはずの祈本里香らしき呪霊が再登場し呼び方が変わっていることについても考察していきたいと思います!

※この記事にはネタバレが含まれます!
映画公開まで何も知りたくない!という方や、まだ漫画を読まれていない方はご注意ください。

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【呪術廻戦】祈本里香とは?

まずはじめに、祈本里香の基本情報です。

闇深い生前についてや、乙骨憂太との過去などについて解説していきます!

祈本里香の基本プロフィール

氏名 祈本里香(おりもと・りか)
出身地 宮城県
享年 11歳
等級 特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)
好きなもの 憂太
嫌いなもの 憂太以外の人間(特に女性と年上の男性)
嫌いな食べ物 祖母の作った茄子の煮浸し

祈本里香の生前は?

里香が5歳のとき母親が原因不明の死を遂げ、父親も行方不明となっています。

父親が行方不明となったきっかけは、里香が小学校へ入学する2日前に父親に連れられて登山に行ったことがきっかけであることが明らかとなっています。

登山先で一時2人とも行方不明となり、1週間後に里香だけが山頂付近の山小屋で保護されました。

その後も父親は生死不明のまま行方知れずとなっています。

両親をなくした里香は父方の祖母の家に引き取られましたが、その祖母は「自分の息子とその妻は里香によって殺された」と強く思い込んでいました。

祖母がそう思った理由としては、里香の性格が一つの原因と思われます。

里香は自分の容姿が美しいことを自覚しており、時折大人をも操るような言動が見られたことから子供っぽさがなく祖母は不気味に感じていたのかも知れません。

おそらく祖母は里香に対して息子を失った憎しみをぶつけていたと考えられるので、家では里香の居場所はなくつらい思いをしてきたと思われます。

また、里香もそんな祖母が大嫌いだったようです。

祈本里香と乙骨憂太の過去

乙骨憂太との出会いは、登山で行方不明となり保護されたあと検査入院をした先の病院でした。

乙骨は肺炎のため入院しており、退院後に乙骨と里香は同じ小学校へ復学することになります。

里香は乙骨の11歳の誕生日に、祖母のタンスにしまわれていた母の結婚指輪を勝手に持ち出し「婚約指輪」と言って乙骨にプレゼントしました。

里香:「約束だよ。里香と憂太は大人になったら結婚するの。」

憂太:「いいよ。じゃあぼくらはずーっとずーっといっしょだね!」

おそらく乙骨はまだ考えが幼くあまり深く考えていなかったように思いますが、乙骨の言葉を聞いた里香は乙骨のことをますます好きになり、将来ずっと一緒にいることを夢見ていたことでしょう。

しかし里香は交通事故で頭部を轢かれ11歳の若さで死亡し、その後に特級過呪怨霊として乙骨に取り憑くことになります。

【呪術廻戦】特級過呪怨霊・祈本里香とは?

ここまでは生前の祈本里香と乙骨憂太についてお話しましたが、ここからは特級過呪怨霊となってしまった祈本里香について解説していきます!

特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)とは?

最初に、『特級過呪怨霊』についてです。

公式ファンブックによると、「底なしの呪力を有す祓い得ぬ特級怨霊」と記載があります。

一個人に執着し、その個人への加害等を条件に顕現する者を「過呪怨霊」と呼ぶようです。

乙骨を愛し執着するあまり里香は過呪怨霊となってしまい、また無尽蔵の呪力を持ち合わせていることから呪術界から特級過呪怨霊に指定されました。

乙骨憂太を愛するあまり危険な存在に

『特級過呪怨霊』となった里香は、乙骨を虐める同級生たちや、乙骨に近づく女性、乙骨の妹にさえ容赦なく攻撃を加えるようになり、危険な存在となってしまいました。

とにかく乙骨以外の人間が嫌いで、ましてや乙骨に危害を加えるような存在や、嫉妬から自分以外の女性が近づくことを許せない里香。

ちなみに、乙骨の妹とは生前は打算的に仲良くしていたようです。

乙骨と結婚するためには、家族とは仲良くしておかなければという考えがあったのかもしれませんね。

しかしおそらく実際は、無条件で乙骨の近くにいることができる妹に嫉妬していたのだと思います。

そのため、怨霊となってからは妹にも攻撃してしまうことになり、乙骨は家族と離れて暮らすことになりました。

このときの乙骨は里香のことをコントロールする術も分からず、里香に怯える日々を過ごしています。

そんな中、乙骨を執拗に虐めていた同級生が里香によって重症を負わされたことをきっかけに、乙骨は呪術界から死刑宣告を受けることとなってしまいました。

乙骨自身は死刑を受け入れようとしましたが、五条悟のはからいで死刑を免れ呪術高専に入学し呪力の使い方を学ぶことになったのです。

【呪術廻戦】祈本里香は成仏した?

結果からいうと、夏油傑が起こした”百鬼夜行事件”のあとに乙骨は里香の解呪に成功し成仏させてあげることができました。

実際には祈本里香の呪いによってではなく、乙骨憂太自身が無意識に里香に呪いをかけてしまっていたというものでした。

こちらに関しては、乙骨憂太が日本三大怨霊で大物呪術師とされている菅原道真の子孫であったことが大きく関係しています。

非呪術師の両親から生まれたのにも関わらず、隔世遺伝的なものによって乙骨は半端ない呪力量を備えた人物であったことが分かりました。

呪力量だけで言えば、最強の呪術師と呼ばれる五条悟を上回るとも言われています。

乙骨が里香の死を拒み受け入れることが出来なかったことや、里香が乙骨とずっと一緒に居たいいう強い思いによりバグのような縛りが発生し、乙骨は成仏して欲しいという思いとは裏腹に無意識に里香の魂を現世に縛り付けてしまっていたようです。

最終的には、呪いの解呪に成功し里香も特級過呪怨霊の姿から解放され元の可愛らしい女の子の姿に戻ったのち、乙骨と別れの挨拶を済ませ成仏することができました。

【呪術廻戦】呼び方が「里香」から「リカ」になった理由を考察

呪術廻戦の0巻で成仏したはずの祈本里香。

しかし、呪術廻戦の本編で乙骨がやっと日本へ帰国し登場した際に従えていたのは“里香と思われし呪霊”

ここで「あれ?里香ちゃん??なんで???」と思われた方も多かったかと思います。

私もその一人。。。!!

成仏したはずの里香ちゃんの再登場に驚きです。

「成仏失敗?あんなに笑顔で消えてったのに?」

「やっぱり憂太と居たくて成仏やめちゃった?」

とか、頭の中を駆け巡りました(笑)

「里香」と「リカ」は別もの?

しかし、注目したいのは乙骨の呼び方の変化です。

解呪前(0巻)の里香には「里香ちゃん」だったのに対し、現在は「リカちゃん」とカタカナ表記での呼び方に変わっています。

そのことから、現在の「リカ」は「里香」とは似て非なる者であると考えたほうが自然な気がします。

実際に、描かれている「リカ」を見てみても「里香」とは違うようにも思えます。

「リカ」は乙骨憂太が創り出した里香のコピー?

あくまでも考察となりますが、「リカ」は乙骨が創り出した呪霊である可能性もあるのではないでしょうか。

“術師から呪霊は生まれない”とされていますが、それは術師は呪力の漏出がほぼないため呪力がどこか蓄積することがないため呪霊が生まれることはないと言うことらしいです。

ということは、多くの呪力も持っている乙骨が意図的に呪力を漏出させ、呪いを蓄積させることができれば呪霊を生み出すことが可能かもしれません。

おそらく、呪いを蓄積させる場所として考えられるのは乙骨の持っている“刀”です。

「呪いは物に憑いているときが一番安定する」といった発言もあることからその可能性が高いと思います。

意図的に呪いを刀に流し込み蓄積することができれば呪霊を生み出すことが可能となり、乙骨の術式をコピーする技で「里香ちゃんのコピー」を創り出したのではないでしょうか?

また、ミゲルとともに海外に行っていた理由の一つとして「呪いを込めた縄」を作ることができる術師の元へ足を運んで、“物への呪いの込め方”を教わった可能性もあると思います。

想像ではありますが、少なくとも本物の里香ではないため呼び方を「リカちゃん」として区別をつけているものと思われます。

【呪術廻戦】祈本里香は成仏した?まとめ

【祈本里香まとめ】

・祈本里香は乙骨憂太が無意識にかけた呪いによって”特級過呪怨霊”となったが、”百鬼夜行事件”後に解呪に成功し成仏することができた。
・「里香」と「リカ」は別物である可能性が高い。
・「リカ」は乙骨憂太が意図的に呪いを蓄積させ創り出した呪霊であり「里香ちゃんのコピー」かもしれない。

いかがでしたか?

今回は、祈本里香の基本情報についてや「里香」と「リカ」について考察してみました。

とにもかくにも、乙骨の「失礼だな、純愛だよ」を早く映画館のスクリーンで見たい!聞きたい!!

映画の公開が待ち遠しいですね♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

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