【呪術廻戦】伏黒恵の「ふるべゆらゆら」とは?術式や式神についても徹底解説

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今回は、【呪術廻戦】呪術高専東京校1年生の伏黒恵(ふしぐろ・めぐみ)について解説していきたいと思います!

伏黒恵が唱える「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」の意味や、基本情報から術式などについても掘り下げていこうと思います。

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【呪術廻戦】伏黒恵の基本情報

氏名 伏黒 恵(ふしぐろ・めぐみ)
誕生日 12月22日
出身地 埼玉県
身長 175cmくらい
所属 東京都立呪術高等専門学校 1年生
等級 2級呪術師
高専入学方法 家系と五条悟によるスカウト
趣味 読書
好きな食べ物 生姜に合うもの
苦手な食べ物 パプリカ、甘いおかず全般
ストレス 人間(9割)
好みのタイプ 揺るがない人間性さえあればOK

伏黒恵の幼少期から現在

伏黒恵は、呪術師の御三家である禪院家の血が流れてます。

父親の甚爾(とうじ)がグレて禪院家を出ていき、伏黒家に婿入りをしたため姓が伏黒となります。

本当の母親は伏黒が生まれて間もなく亡くなっていることが明らかになっており、恵ママが亡くなったことをきっかけに父親の甚爾のクズ思考が復活!

息子の恵のことをほぼ放置状態となったようです。

伏黒が小学校1年生のころに甚爾が子連れの女性と結婚し、1つ年上の津美紀と一緒に暮らすようになりました。

伏黒が小学校2年生、津美紀が小学校3年生のころに甚爾も津美紀の母親も蒸発したため、津美紀と2人暮らしとなってしまいます。

光熱費などのお金が払えなくなってきたころに五条悟(ごじょう・さとる)が訪ねてきて、伏黒が呪術高専に入学することを条件に金銭面などを援助してくれました。

伏黒の中学生時代は、不良少年たちをボコったり、横断幕から吊り下げたりと問題行動も多かったようで、地元の不良から今でも恐れられています。

現在は呪術高専1年生の2級呪術師として、虎杖悠二(いたどり・ゆうじ)、釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)とともに呪霊と戦っています。

また、姉の津美紀は中学3年生のときに受けた「呪い」によって現在まで寝たきりです。

伏黒恵の性格

幼少期の生い立ちの影響もあってか、少々ネガティブ思考で基本的に人を信用していません。

唯一信用しているのは、姉の津美紀といったところでしょうか。

一見クールな伏黒ですが、姉のことや仲間のこととなると熱くなる時も!

言い方がそっけないところもありますが、しっかりと相手のことを気遣えるイケメンです。

ツンデレな感じが伏黒の魅力と言えそうです。

【呪術廻戦】伏黒恵の術式について徹底解説

伏黒恵の術式・式神について解説していこうと思います!

御三家の血を引く伏黒はどのような術式の使い手なのでしょうか?

禪院家相伝の術式『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)』とは?

伏黒は呪術師の御三家である禪院家相伝の術式の一つである、『十種陰法術(とくさのかげぼうじゅつ)』を継いでいます。

『十種影法術』は十種類の式神を”影を媒体”にして出現させることができる、いわゆる式神使いです。

『十種影法術』は一番はじめに”玉犬の白と黒”の2匹が与えられ、その他の式神を扱うには術師(伏黒)は式神を駆使しながら”調伏の儀”を行わなければいけません。

玉犬以外の式神は術者(伏黒)のことを認めないと術者の指示で動いてくれないようです。

一度に出せる式神は2種類までと決まりがあります。

また、式神を出現させるためには両手を使い影絵のように手で形を作る必要があります。

『十種影法術』は影に干渉することもできる

『十種影法術』は、影から式神を出現させるだけではなく自ら影に干渉することができます。

宿儺の言葉からそのことに気がついた伏黒は、影の中に道具や呪具を格納することに成功しています。

いわゆる、4次元ポケットのような使い方もできるみたいです。

【呪術廻戦】伏黒恵の式神について徹底解説

伏黒の式神は全部で十種であると言われています。

術式名や技、領域展開について一覧にしてみました!

術式名 破壊された式神 拡張術式 領域展開 反転術式
十種影法術
(とくさのかげぼうじゅつ)
玉犬・白
(ぎょくけん・しろ)
・玉犬「渾」

・不知井底
(せいていしらず)
嵌合暗翳庭
(かんごうあんえいてい)
使用不可
玉犬・黒
(ぎょくけん・くろ)
 
蝦蟇
(がま)
 
大蛇
(おろち)

(ぬえ)
 
満象
(ばんしょう)
 
脱兎
(だっと)
 
八握剣異戎神将魔虚羅
(やつかのつるぎ
いかいしんしょうまこら)
 
 
 

玉犬(ぎょくけん)(白・黒)

玉犬の白と黒は、伏黒の一番最初の式神です。

見た目はかっこいいワンちゃんなので、虎杖や釘崎にも「よしよし」となでてもらったりとペットのように扱われている面も。

鼻がよく効き匂いなどで呪霊や仲間を探すことに長けており、攻撃性もあり呪霊を食したりもします。

残念ながら、玉犬の白は宿儺の指を取り込んだ特級呪霊に破壊されてしまっています。

蝦蟇(がま)

蝦蟇はカエルの式神です。

長い舌を使って、仲間を救出したり敵を抑え込んだりと活躍しています。

大蛇(おろち)

大蛇はその名の通り、大きな蛇の式神です。

人一人くらいパックンと丸呑みできるくらいの大きさがあります。

宿儺によって大蛇も残念ながら破壊されてしまっています。

鵺(ぬえ)

鵺は、顔に骸骨の仮面を付けたような大きな鳥で唯一の飛行タイプの式神です。

人を抱えたまま空を飛ぶこともたやすく、移動手段にも重宝されます。

翼に呪力をためて雷のように放つことができ、攻撃性も高い式神になります。

満象(ばんしょう)

満象は、見た目が象の式神です。

水を口の中に大量に溜め込んで発射させたり、大きな体を武器に上から降ってきて敵を潰そうとしたりといった戦い方をしていました。

脱兎(だっと)

脱兎はウサギの式神で、大量発生させることが出来ます。

攻撃性は低そうですが、大量に発生するので敵を錯乱させて時間稼ぎをしたい時などに使用しているようです。

八握剣異戎神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)

伏黒の式神の中で、おそらく最強である式神といわれるのが『八握剣異戎神将魔虚羅』です。

歴代の『十種影法術師が誰一人として調伏することが出来なかったと言われており、伏黒も調伏することが出来ていません。

『魔虚羅』を呼び出した際には伏黒にも制御不可能であり、実際に一瞬で伏黒のことをふっとばして瀕死状態に陥れました。

『魔虚羅』が持つ刃は『退魔の剣(たいまのつるぎ)』といわれ、対呪霊に特化したものであるようです。

宿儺がいうには、『魔虚羅』は”あらゆる事象に適応することができる式神”と説明しています。

つまり、一度受けた攻撃にすぐ適応して傷を癒やし、同じ攻撃は二度と効かなくなるというものです。

もし伏黒が『魔虚羅』を調伏できたとしたら、五条悟より強くなる可能性もあり得ると思われます。

破壊された式神についてと拡張術式

伏黒の式神は先の戦いで『玉犬(白)』と『大蛇(おろち)』が完全に破壊されてしまっています。

完全に破壊されてしまった式神は、二度と顕現させることができません。

しかし、式神が遺してくれた術式と力は他の式神に引き継がれます。

玉犬(白)の力は玉犬(黒)へ引き継がれており、拡張術式『玉犬「渾」』として登場しました。



拡張術式とは、術者の工夫次第で新たな技を作り出すことができるというもの。

伏黒でいうと、式神を掛け合わせることでそれぞれの力を持ち合わせた新たな式神を作り出すことが出来るようです。

今までで明らかになっているのは、『鵺×蝦蟇』で作り出された『不知井底(せいていしらず)』『玉犬白×黒』で作り出された『玉犬「渾」』ということになります。

今のところ破壊されてしまった『大蛇』についてはどの式神に引き継がれたのか分かってませんが、今後登場する可能性も高いと思います。

残る式神はあと2種?

現時点までで、十種類中の8種の式神が明らかとなっている状態です。

おそらくあと2種の式神が存在するものと思われます。

今のところ作中で全く触れられておらず、あと2種類がどういった式神なのか想像に難しいところです。

伏黒恵の領域展開『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』

伏黒の領域展開は『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』です。

現状では未完成ながらも、領域展開を習得しつつある状態となっています。

伏黒の『嵌合暗翳庭』は式神を無限に出現させることができるというもので、影を媒体として式神を出現させるため暗い巣窟のような領域となっているようです。

まだ不完全な領域展開でありながら、宿儺の指を取り込んだ特級呪霊を倒した実績があります。

今後、完璧な領域展開を習得した伏黒を見るのが楽しみです!

十種影法術の由来は『十種神宝(とくさかんだから)』

伏黒恵の術式である「十種影法術」は、「先代旧事本記」に伝わる『十種神宝(とくさかんだから)』に由来しているものと考えられます。

伏黒のそれぞれの式神には、十種神宝のマークが額などに施されています。

「十種神宝」とは「2種の鏡」・「1種の剣」・「4種の玉」・「3種の比礼(ひれ)」の10種から構成される霊力を宿した神の宝物のことだそうです。

『十種神宝』の意味と伏黒の式神に施されたマークを照らし合わせたものが、下記の表になります。

十種神宝 意味 伏黒の式神
沖津鏡
(おきつかがみ)
太陽から分けられたとされる鏡で、高いところに置くことで道を示してくれる。 蝦蟇(がま)
辺津鏡
(へつかがみ)
自分の身辺に配置し、己の生気や邪気を量ることが出来る鏡。 満象(ばんしょう)
八握剣
(やつかのつるぎ)
国家の安泰を祈る神剣。悪霊を祓うことが出来る。 魔虚羅(まこら)
生玉
(いくたま)
神と人とを繋ぎ、神の言葉を心で聞くことが出来るとされる光の玉。 大蛇(おろち)
死返玉
(まかるかへしのたま)
死者を蘇らせることが出来る玉。  
足玉
(たるたま)
願いを叶えることが出来る玉。 玉犬(ぎょくけん)(黒)
道返玉
(ちかへしのたま)
悪霊を封じることが出来る玉。 玉犬(ぎょくけん)(白)
大蛇比礼
(おろちのひれ)
魔除けの布。地から這い出してくる邪霊から身を守る。毒蛇にも使用。 脱兎(だっと)(?)
蜂比礼
(はちのひれ)
魔除けの布。空からくる邪霊から身を守る。邪霊や不浄なものの上に被せることで魔を封じ込める。 鵺(ぬえ)(?)
品物之比礼
(くさぐさのもののひれ)
置いたものを清めることができる布。病人や死者をこれに寝かし、「死返玉」を使って蘇生術を施す。  

 

※「鵺」と「脱兎」には十種神宝のマークが見受けられないのですが、個人的な予想としては「蜂比礼→鵺」で、「大蛇比礼→脱兎」かなと思っています。

鵺は単純に空を飛ぶので、空からくる邪霊から守ってくれそうという理由です。

脱兎は…、消去法です(汗)

「鵺」と「脱兎」が合っていると仮定して、現在席が空いているのが『死返玉』『品々之比礼』ということになります。

伏黒恵が唱える「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」とは?

伏黒が唱える『布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)』という言葉は、上記でお話した『十種神宝』と深い繋がりがあります。

十種神宝の「品々之比礼」の上に死者を寝かせ、「布留部由良由良止 布留部(ふるべゆらゆらと ふるべ)」と唱えながら『死返玉』を振り動かすと、“死者さえ生き返るほどの霊力が発揮される”といった言い伝えが存在しているようです。

これを『布留の言(ふるのこと)』、また『死者蘇生の言霊』とも言われるそうです。

伏黒の『布瑠部由良由良』は、この『布留の言』が由来となっていると考えられます。

伏黒恵は死者を蘇生することができる?

伏黒の『十種影法術』の式神はあと2種いるとお話しましたが、『品々之比礼』と『死返玉』のマークが施された式神である可能性が高いと思います。

伏黒がすべての式神を調伏できたとすると、『十種神宝』が揃うことになります。

そして『布留の言』を唱えることで、伏黒が”死者を蘇生”させることができるかもしれません!

歴代の禪院家の『十種影法術』の使い手ですべての式神を調伏することができた者がいないので、禪院家の者もおそらく伏黒自身もそのことについて分かっていない可能性もあります。

最強の式神である『魔虚羅を調伏』させて、なおかつ『死者を蘇生させる力』が手に入ったとしたら、伏黒が全呪術師の中で最強になるかもしれません!

【呪術廻戦】伏黒恵「ふるべゆらゆら」についてと術式・式神まとめ

【伏黒恵の「ふるべゆらゆら」と術式・式神まとめ】

・伏黒恵は、禪院家相伝の術式の一つ『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)』を継いだ式神使い。
・伏黒の式神は全部で「十種類」。
・まだ明かされていない式神があと”2種類”いると思われる。
・「十種影法術」の由来は『十種神宝(とくさかんだから)』で、式神にはそれぞれマークが施されている。
・伏黒の唱える『布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)』は、十種神宝を用いて詠唱される『布留の言』が由来と思われ『死者蘇生の言霊』とも言われている。
・伏黒が式神すべてを調伏し終えたら、”死者を蘇生”できる可能性もあり?

いかがでしたか?

今回は呪術廻戦のメインで人気のキャラクター伏黒恵についてでした。

伏黒が唱える「布瑠部由良由良」には、”死者を蘇生”させる力があるかもしれませんね!

そのためにはすべての式神を調伏させる必要があるとは思いますが、残るおそらく2種の式神がどんな式神なのかもとっても気になります!!

今後の展開に期待ですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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