第11の使徒イロウルは共存を選んだのか考察!コロナを連想させる理由も

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『イロウル』は新世紀エヴァンゲリオンのテレビアニメ版、第13話「使徒、侵入」で登場する第11使徒です。

今回は『イロウル』の他の使徒との違いについてや最後にはどうなったのかを考察していきます。

また、『イロウル』がコロナウィルスを連想させる理由についてもまとめてみました!

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第11使徒イロウルとは?

冒頭でもお話したとおり、『イロウル』は新世紀エヴァンゲリオンのテレビアニメ版
第13話「使徒、侵入」で登場する第11使徒です。

ちなみに使徒の名前はすべて、聖書偽典のエノク書の”天使”の名前が由来となっていますが、
エノク書での「天使・イロウル」は、「恐怖を司る天使」です。

第11使徒イロウルの特徴と他の使徒との違い

第11使徒イロウルは形を持っておらず、微生物サイズの集合体からなる使徒です。

自らの弱点を克服し、環境・状況に合わせて急速な成長を繰り返しながら増幅したり分離したりできるのが特徴。

作中ではオートパイロットの実験中、最初はタンパク壁に”シミ”のような侵食が見られます。

イロウルはパターン青(使徒)であると判断されるまでに、ものすごい勢いで壁をつたって侵食していきます。

私的には、めちゃめちゃ早いスピードで広がるカビ的なイメージ(笑)

めっちゃ厄介なやつですね!

また、イロウルが弱点を克服できるということが分かるシーンとしてはオゾンを注入したシーン。

初めはオゾンの効果によって汚染部分が回復しましたが、暫くするとオゾンへの耐性をつけてしまいます。

よって、オゾンが効かなくなり侵食を進められてしまいます。

イロウルは凄まじい適応能力を持っているのも特徴です。

イロウルと他の使徒との違い

第11使徒イロウルは、他の使徒みたいに大きい怪物的な使徒ではなく
微生物サイズのウィルス的な使徒であるという大きな違いの他にも、いくつか違いがあります。

コアを持たない使徒

まず1つ目は、他の使徒と違ってコア部分がないというところです。

他の使徒は基本的にはコアを持っていて(絶対ではないけど)、使徒の弱点というべき部分ですよね。

このコア部分をエヴァに乗っているシンジたちが壊すことで使徒を殲滅させることができますが、
このイロウルは赤いまぁるいコアがない!!

(画像は、第3使徒サキエル→胸の赤いのがコア)

ここも大きな違いになっていると思います。

いや…あるかもしれないけど、あったとしても微生物サイズだし見えないだけなのかも…^^;

MAGI(マギ)システムへの侵入を目的とした使徒

2つ目の違いは、他の使徒はネルフ本部の地下に幽閉されている”アダム”に接触するために侵入してきます。

しかし、イロウルの目的はアダムへの接触ではなく、MAGIシステムのハッキング。

ネルフのMAGIシステムを破壊、あるいは支配を目的に侵入してきているというところです!

ある意味、MAGIシステムはネルフの心臓部分と言ってもいいほど重要なシステムです。

MAGIシステムを破壊してしまえば、ネルフとしての機能を失うと言っても過言ではないんです。

そう考えると、イロウルめっちゃ頭いい!!

【MAGIシステムとは…?】

赤木ナオコ(赤木リツコの母)が造ったスーパーコンピューター。
使徒であるかの選別(パターン青)や、戦闘方法の計算・予測など、様々な角度から使徒を倒すための補助を行うシステム。
また、セントラルジグマへ使徒の侵入を許し、アダムに使徒が接触しようとした場合には自爆プログラムが発動するようにもなっている。
ネルフにとってMAGIシステムは最も重要な部分といえる。

エヴァではなく人類(赤木リツコ)によって倒された

3つ目は、使徒の中で唯一エヴァにではなく人類に倒された使徒という点です。

他の使徒の場合は、エヴァが戦い使徒を倒しています。

しかし、イロウルの場合は赤木リツコの”進化促進プログラム”によって倒されました。

イロウルが”成長する”ということを逆手に取り急激な成長を促すことによって、
死(自滅)を選択させることができるのでは?という考えのようです。

よって、MAGIシステムを乗っ取られる一歩手前のところでプログラムを組み立て終えて、
リツコの思惑通りイロウルを駆除することに成功しました。

エヴァによって殲滅させられたのではなく、唯一人類によって倒されたわけです!

第11使徒イロウルの最後は共存か自滅か?

唯一、人類によって倒されたイロウル。

イロウルについては、”自滅を選択したという説”と”MAGIシステムとの共存を選んだという説”も…。

私的には、自らの死を悟ったイロウルが生き延びるために「MAGIシステムとの共存」を選んだのではと思います。

リツコのセリフでも、「自滅ではなく、MAGIとの共生を選ぶ可能性もある」と言っているんです。

イロウルを倒すためのプログラムを作った本人がそういうなら、その可能性が高いのでは。

また、使徒を倒すと必ず「殲滅」というワードが出てきますが、
イロウルのときには「殲滅」というふうには言われていないという点からも
イロウルがMAGIシステムと共存しているのではと考えられます。

「自滅」したのであれば、「殲滅」と言っても間違いではないと思うので。

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第11使徒イロウルがコロナを連想させる理由は?

第11使徒のイロウルがコロナウィルスみたいとSNSで話題になっているようです!

考えてみると、確かにコロナウィルスとの共通点がありそうなんですよね。

イロウルがなぜコロナを連想させるのかまとめてみました。

ウィルス感染を連想させるため

一番の理由は、「ウィルス感染」という点かなと思います。

イロウルは、最初は小さなシミのようなものだったのにあっという間に広がり、
MAGIシステムへ侵入し感染しました。

コロナも最初はごく一部の感染だったのに、あっという間に世界中に広がりを見せました。

ウィルスの感染という点でコロナへと結びついたのだと考えられます。

急速な進化を遂げるため

イロウルは急激な進化(成長)を遂げるという点も、コロナと酷似していると思われます。

コロナも現在では変異種が出てきており、”進化”しているんですよね…。

進化をし、感染・増殖することで生き延びるという点もイロウルに似ているのかもしれません。

最終的にはイロウルのように、コロナも進化を続けて自滅して欲しいと思っている方もいるようです!

“共存”というワード

ウィズ(with)コロナと知事などが発信しているように、コロナとの共存を謳っています。

先ほどお話したように、”共存”というワードも
イロウルの話に出てくるため連想させているのではと思います。

イロウルの画像が似ている

第11使徒イロウルの画像が、コロナウィルスの画像みたいだと感じる方もいらっしゃるみたいです!

なんとな~く、似てますよね^^;

他には、MAGIシステムがイロウルに侵食され青色から赤色に変わっていく画面。

ニュースなどでコロナウィルスの感染地域を伝える際の
都道府県が赤色に染まっていく日本列島や世界を見て、イロウルの回を彷彿させたようです。

第11使徒イロウルについてまとめ

いかがでしたか?

今回は、エヴァンゲリオンの第11使徒イロウルについて書いてみました!

他の使徒とは違って珍しいタイプの使徒でしたね^^

私的には、イロウルは自滅したのではなくMAGIシステムと共存していると考えます!

コロナを連想させるイロウルでしたが、イロウルを倒せたようにコロナにも打ち勝ちたいですね(>ω<)

とにかく共存でもいいから、これ以上悪さはしないでほしいなと思います!

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