ワンダフルタウンの気性や脚質・距離適性は?血統から名前の意味など基本情報まとめ

競馬

今回は、2020年の「京都2歳ステークス(GⅢ)」や、2021年の「青葉賞(GⅡ)」を制覇した”ワンダフルタウン”くんについてご紹介します!

ワンダフルタウンくんの血統や名前の意味・由来などの基本情報から、気性・性格についてもまとめていきたいと思います!

最後の方ではこれまでのレース結果に加えて、脚質や距離適性についても調べていきますのでもしよろしければご覧ください!

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ワンダフルタウンの基本プロフィール

名前 ワンダフルタウン
性別 牡馬
生年月日 2018年1月31日
年齢 3歳
毛色 鹿毛
調教師 高橋義忠(栗東)
馬主 三田昌宏
生産者 ノーザンファーム

ワンダフルタウン名前の意味・由来

ワンダフルタウンくんの馬名は、ブロードウェイ・ミュージカル「ワンダフル・タウン」を由来としたお名前のようです!

世界最高峰と呼ばれるブロードウェイ・ミュージカルの曲名が由来のワンダフルタウンくんにも、世界最高峰の競走馬と呼ばれるように頑張ってもらいたいですね♪

ワンダフルタウンの血統

父:ルーラーシップ 父:キングカメハメハ 父:Kingmambo
母:マンファス
母:エアグルーヴ 父:トニービン
母:ダイナカール
母:シーオブラブ 父:ディープインパクト 父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア
母:バランセラ 父:Acatenango
母:Baranciaga

父:ルーラーシップ×母:シーオブラブ

ワンダフルタウンくんの父は、2012年に香港で行われた「クイーンエリザベスC(GⅠ)」を制覇した”ルーラーシップ”さんです。

日本のGⅠレースでは勝ち馬となることが出来ませんでしたが、2009年~2012年まで多くの重賞レースで活躍しました。

また”出遅れ癖”があったことでも有名で、この癖さえなければ多くのGⅠレースで勝利を挙げていたであろうとも言われています。

特に、2012年の有馬記念では2番人気に支持されていたものの、スタートで立ち上がってしまい前の馬よりも10馬身近く離されるという大きな出遅れ。

しかしながら、驚異の追い上げを見せて3着という結果を残しました。

本当に色んな意味で名馬です!

母は、父にディープインパクトさんを持つ”シーオブラブ”さん!

2014年にデビューし中央で6戦した後、地方で競走馬として走りました。

ワンダフルタウンくんは、シーオブラブさんにとって初仔で母に初の重賞を捧げることが出来ました♪

ワンダフルタウンの気性・性格は?

ワンダフルタウンくんはどういった気性・性格の持ち主なのでしょうか?

ふわっとしてても勝負根性がある男の子

ワンダフルタウンくんは、ルーラーシップさんの仔とは思えないほど穏やかな性格のようです!

入厩当時はフワッとした雰囲気で、競走馬らしくない男の子だったのだとか。

引っかかることもなく、人の指示に従順なとっても良い気性の持ち主だそうです!

また、青葉賞では道中で落鉄というハプニングがあったにも関わらず、粘り強く走りきり勝利していることからも、勝負根性がある男の子ではないでしょうか♪

ワンダフルタウンこれまでのレース結果

日付 開催 天気 馬場 レース名 距離 着順
2020年6月28日 阪神 2歳新馬戦 芝1800右 2着
2020年7月25日 新潟 2歳未勝利 芝1800左 1着
2020年10月31日 京都 萩S(L) 芝1800右 3着
2020年11月28日 阪神 ラジオN杯京都2歳S(GⅢ) 芝2000右 1着
2021年5月1日 東京 小雨 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ) 芝2400左 1着
2021年5月30日 東京 東京優駿(ダービー)(GⅠ) 芝2400左 10着

【2020年・2歳新馬戦】先頭には届かず2着!

デビュー戦でのワンダフルタウンくんは、後方からレースを進めました!
早めに中団まで進出し、最後の直線に向かうと外から脚を伸ばして先頭を走るダノンザキットくんを追いかけます!
結果は2着とダノンザキットくんには届きませんでしたが、一生懸命走りきりました♪

【2020年・京都2歳S(GⅢ)】重賞初制覇!

スタートもしっかり決めて、後ろの方に控えてレースを進めたワンダフルタウンくん!
最終コーナーでは大外を回しながら直線に向くと、ぐんぐんと脚を伸ばしました♪
結果は2着のラーゴムくんを4分の3馬身離して1着!初の重賞制覇となりました!!

【2021年・テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)】5ヶ月ぶりで重賞2連勝!

京都2歳S後に爪の不安で休養していたワンダフルタウンくんでしたが、5ヶ月ぶりの復帰戦!
スタートも上手に決めて、内の中団でレースを進めました。
脚をしっかり溜めて、最後の直線に入ると脚を伸ばします!
内から伸びてきた1番人気のキングストンボーイくんとの接線の末、ハナ差で勝利を勝ち取りました!

【2021年・東京優駿(ダービー)(GⅠ)】初のGⅠ!結果は10着

ダービーに参戦したワンダフルタウンくんは、10番手あたりの好位置でレースを進めました!
道中でじわじわと5番手あたりまで進出したワンダフルタウンくん。
最後の直線では脚を伸ばしたものの、速すぎたペースに対応できなかったのか、波に飲まれるように10着となりました。

ワンダフルタウンの脚質は?

ワンダフルタウンくんは、中団後ろめからスタートし早めに前へ進出して押し切る競馬が得意なようです。

キレる脚があるわけではないものの、スタミナがあり長く脚を使えるところがワンダフルタウンくんの武器と言えるのではないでしょうか♪

ワンダフルタウンの距離適性は?

ワンダフルタウンくんはこれまで、芝1800m~2400mを経験してきました!

1800m・2000m・2400mそれぞれで勝利を挙げており、1800m以上の距離に適正がありそうです。

また血統的には、祖母の父に2400m~2500mの距離で活躍したドイツの名馬”アカテナンゴ”さん、3代母の父にフランスのダービー馬”ベーリング”さん、その母系には長距離で活躍したGⅠ馬もおり、ステイヤーとしての適正がある可能性も高そうです!

気性面からも、馬体的にもステイヤー向きとも言われているようなので長距離での活躍にも期待したいですね♪

ワンダフルタウンまとめ

今回は、 2020年の「京都2歳ステークス(GⅢ)」や、2021年の「青葉賞(GⅡ)」を制覇した”ワンダフルタウン”くんについてご紹介しました!

父にルーラーシップさん、母にシーオブラブさんをもつ鹿毛の男の子です♪

気性は穏やかで、ふわっとした雰囲気の優しい男の子のようですが、落鉄しても粘り強く走りきる勝負根性を持ち合わせています!

重賞では2勝を挙げているので、ぜひGⅠでの勝利を目指して頑張ってもらいたいですね!

次走…【神戸新聞杯(GⅡ)に出走予定】中京・芝2200m(左)

秋は神戸新聞杯から始動を予定しているワンダフルタウンくん!
菊花賞トライアル戦となりますので、ぜひここで優先出走権を勝ち取ってステイヤーとしての才能開花の第1歩を歩んでほしいですね♪

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